川嶋周一の作品一覧
「川嶋周一」の「独仏関係史 三度の戦争からEUの中核へ」「独仏関係と戦後ヨーロッパ国際秩序 ドゴール外交とヨーロッパの構築 1958-1969」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「川嶋周一」の「独仏関係史 三度の戦争からEUの中核へ」「独仏関係と戦後ヨーロッパ国際秩序 ドゴール外交とヨーロッパの構築 1958-1969」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
タイトルが示す通り「ドイツ」なので、1871年以降を論じている。せめて神聖ローマ帝国、できればフランク王国からと思うけれど、それはさておき。
3度の戦争を経ながら、ヨーロッパの平和と安定のためには両国の関係が重要であることは間違いのないところ。
欧州人らしい粘り強いというかしぶとさで交渉は綿々と続けられてきた。なかで2カ国共通の歴史教育プログラムが制定されているのには感心した。日本でも、日中・日韓で共通の歴史教育が展開できないものか。
しかしフランスが理想を唱え、それをドイツの経済力で実現してきたEUも転換期である。メルケル退場後のヨーロッパはどんな舵取りになるんだろう。