齋藤槙の作品一覧
「齋藤槙」の「こころのえほん(たくさんのふしぎ2026年2月号)」「ほしの おんがくかい」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「齋藤槙」の「こころのえほん(たくさんのふしぎ2026年2月号)」「ほしの おんがくかい」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
“どんな気持ちも それでいい”
私がきょうだい児のボランティアに参加するようになって、目から鱗が落ちた言葉がこれだった。
“どんな気持ちでも、あなたの大切な気持ちだよ”って。
毎回主催者の先生が子ども達に言っていたの。
“えっ⁉︎そうなの⁉︎”ってすんごい驚いたんだよね。
怒りとか悲しみとか不安とかは外に出してはいけない、というかそう思う私は物凄く悪くて嫌な奴で、基本的に決して外に出さないものだと思って生きてきたの。
その時の私、30歳過ぎてました。
30年以上生きてきて、初めて知ったことでした。
年に数回しかないきょうだい児の会なんだけど、毎回楽しいんだけど、毎回ぐったり疲れました。
大人としての私と、インナーチャイルドの私とがせめぎ合う時間でした。
行くのやめようかなって思った時もあったよね。
でも行きたいって思いもあって、ボランティアに行ってた。
そんなこと繰り返すうちにだんだんと私の中の小さな私は小さくなってね。
悲しみや怒りを沢山抱えていた私はだいぶ小さくなった。
今思えばかなりの荒治療だったわね。
心に血を流しながらも参加したかった。
おかげで軽くはなったけどね。
テレビなんかにも時たま出ている先生が主催しているきょうだい児会なのもあってか、ここ数年ボランティアさんの数が増えて、私が行くこともなくなっているんだけども。
また行こうかな。長女の受験が終わったら。来年あたり。
なんかね、全く意図してないんだけど、たまにこういうタイミングがあるんだよね。
きょうだい児である自分とちゃんと向き合いなさいみたいなタイミング。
この絵本はたださんのレビューから知りました。
ディズニー映画のインサイド・ヘッドみたいと思ったけど、それとはまた別の優しく包み込んでくれるような絵本でした。
いい絵本に出会わせてもらい、ありがとうございました。
Posted by ブクログ
福音館書店の月刊「たくさんのふしぎ」シリーズの本書は、『感情の起伏が激しくなり、内面的な成長が著しい時期』である、小学校3・4年生頃を対象年齢の目安とした、科学的な視点で「こころ」を見つめる絵本となっております。
『こころはたしかにあるはずなのに、目で見ることもできないし、さわることもできない』、確かにね。では、そんなこころをどうやって表現するのだろうと気になっていたのだけれど、これを『きみのこころのおうち』として、そこは「わたしたち『かんじょう』が住むところ」と紹介しているのが分かりやすい上に、とても親しみやすく、そこに本書の作者である齋藤槙さんの描く、温かみのある淡い色合いの絵が組み合わさることによって、こころの悩みを抱えた子どもたちに優しく寄り添ってくれる印象を与えてくれますし、絵の作品性として見ても、複雑で様々な気持ちたちを悲しい場面も含め、見事に想像力豊かな精神的世界として描いており、更にまるで大きな希望の灯がともっているかのような『かんじょう』が結集した形には、きっと勇気づけられるものがあると思います。
そんなこころのおうちに住んでいるのは、「ぷんすか」「よろこび」「しくしく」「ぶるぶる」といった、イメージしやすい可愛らしい名前から子どもたちへの配慮を感じさせる『かんじょう』たちであり、彼らの様子を見ていると、絵本の中の「きみ」にうれしいことがあると「よろこび」がお祝いの盛り上げ役をするし、かなしいことがあると「しくしく」が泣き出してしまい、更には雨も降ってきてと、こころのおうちは天気も雰囲気もびっくりするくらいに様変わりして、その目まぐるしさには思わず混乱してしまいそう。
ただ、そうした表現には齋藤槙さん自身、小学生だった頃に感じたことがそのまま活かされていることを知り、それは本書に付属された「ふしぎ新聞」の「作者のことば」によると、まるで「竜巻のなかにいるような目まぐるしく変わる景色のなかで、『安心感』とは程遠い感覚だった」ことから、『そんな竜巻の外側へと手を取り、連れ出してあげられるような絵本が作れたら』というように、齋藤さんの中では、自分のような思いをしてほしくない気持ちも込められていたことを実感することで、本書に対する真摯な思いにも、きっと気付かれるのではないかと思います。
そして、時には持て余してしまうような困った存在にも見える『かんじょう』だけど、彼らは「きみ」にとって大切なものを抱えていることも教えてくれて、例えば怒りの感情「ぷんすか」は『守りたいと願っているもの』と、何かを傷つけられたり奪われそうになるときに怒りたくなることが分かりますし、怖がりの「ぶるぶる」は『安心と安全』で、怖いというのは恥ずかしいことではなくて自分自身を確実に用心深く守りたいからなんだよ、ということが分かるように、「心地よくない『かんじょう』も、きみのこころを知るための大きなヒントなのかもしれない」のです。
更に、『気持ちはつねにうつり変わっていく』し、『どんな気持ちも、それでいい』と認めることも大切だと思うし、何より『わたしたちはいつもきみと一緒にいる』の言葉に、まるで私の中には「かんじょう」という友達が居るような感覚を覚えて、それは自分自身に何が起こっているのかを客観的に見て知ること、そして安心することの大切さを教えてくれることから、大人が読んでも気付きや癒しを得られる絵本なのだと思いますし、新学期を控え不安な気持ちを抱く子どもたちには、ぜひ読んでほしい一冊です。
☆5は対象年齢に向けたものとしての評価です。
Posted by ブクログ
齋藤槙さんの絵本ですね。
齋藤槙さん(1981年、東京生まれ)画家、絵本作家。
武蔵野美術大学で日本画を学ぶ。
この絵本は、海と青硝子さんの本棚登録で感銘を受けまして、読みたくなりました。とても素敵なメルヘンですね。海と青硝子さんありがとうございます♪
ゆうやけの そらに ほしが ひとつ。
ぴかっ
ほしが またひとつ。
ぽっ
もぐらくんは はなを
ひくひく くんくん。
はりねずみくんが おちゃを
こぽこぽ いれています。
そらには ほしが どんどん ふえていきます。
ぽぴっ ぽぽっ ぽん ぴこっ
しゅーーーーーーーーーーーーーーん!
しゃりーん!
とつぜん ながれぼしが いきおいよく
そらから ふってきました。
ほしの こどもが おちて きたのです!
ほしのこどもは ほしのおんがくかいの
れんしゅうを しているときに
おちて きました。
素敵なメルヘンですね(=^ェ^=)
リズミカルで、音の描写が愉快です。
絵も蒼色を中心に柔らかい日本画の色合いを染めて、やさしく可愛らしく、安らぎを感じさせてくれます。心がほんわかする絵本ですね(=^ェ^=)