嶋崎量の作品一覧
「嶋崎量」の「#教師のバトン とはなんだったのか 教師の発信と学校の未来」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「嶋崎量」の「#教師のバトン とはなんだったのか 教師の発信と学校の未来」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
文科省が「教員志望者減少に歯止めをかけるために教職の魅力を発信してもらおう」と始めた「#教師のバトン」で、現職教員から労働環境の悪さを訴える投稿が相次いで炎上したことについて振り返っているブックレットです。
投稿が炎上した当時は連日のように報道され、教員の働き方改革を進めようとする動きや、やりがい搾取などと言う批判など、多くの話題が取りざたされました。
これまでの経験の積み重ねから「教員は労働環境・労働条件について(賃金等の”下世話”な話について)訴えるべきでない」というような雰囲気は「間違い」であり、「児童生徒を健全な市民社会の担い手とする教育そのものの在り方としても不適当である」という
Posted by ブクログ
文科省のやらかした「#教師のバトン」。
教職志望者が減っているから、現役の教員に教職の魅力やちょっといい話を投稿してもらい、イメージアップを図ろうというものだ。
給特法という法律により、教員はどこまで働いても残業代がつかない。
過度に聖職者のレッテルを貼られ、不当な扱いを受けていると思っても、声をあげることも躊躇われる。
そんな状態で現場ではつもりに積もった不満。文科省が風穴を開けたわけだ。
教員こそが不当な権利の侵害に声を上げ、立ち上がらないといけない。
何より、疲弊した教員に指導される子どもたちの権利を守るために。
教員が行える政治的活動の範囲が思ったより広くて驚いた。
Posted by ブクログ
P. 18
教育は前向きな実践であり、またその言葉は「人々を幻惑させる力」を有し、批判の声を封圧する。教育界が取りつかれている前向き思考は、長時間労働という現実問題への直視を難しくさせている。
私が知る教育養成系の在学生は、「魅力は十分に分かっている。だからこの大学に入った。あとは、働き方が改善されることを願うばかり」と打ち明けてくれた。魅力を高めるためには、魅力を高めようとする志向から離れなければならない。これが大炎上から得られた教訓だ。
P. 50
もの言わぬ教師はいかにつくられたか
教師を目指す学生たちの多くは、多くの学校で教師たちは動力の教職員や管理職と侃侃諤諤に議論していると思って