美馬のゆりの作品一覧
「美馬のゆり」の「AIの時代を生きる 未来をデザインする創造力と共感力」「AIの世界へようこそ 未来を変えるあなたへ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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小説・文芸
Posted by ブクログ
リアル本にて。
コーチャンフォー若葉台店で見かけ、子供たちの将来を考えるために購入。
AIと人間との違いを考えるに辺り、縄文時代が引き合いに出されていたのが面白かった。縄文時代の遺跡から、子供の形見としての子供の足型が出土している。数千年前から、子供のへの愛情は変わらずある。むしろ、現代の方が、手軽に写真を撮れることで、背後にある想いを伝える能力が衰えてしまっているかもしれない。このような周りの気持ちに共感し、意図を汲み取り、課題を見いだし、その解決に向けて共同すること。それこそが人間にしかできないことである、と本書は主張する。
そのために人間が学ぶべきことは、本質を問う「哲学」と、生きることを考える「家庭科」。哲学はともかく、家庭科がそんなに重要だと考えたことがなかった。でもたしかに改めて、衣食住・家族・社会を含む科目だと考えると、とても重要であることは間違いない。いまの学校がどうかはわからないが、少なくとも自分が学生の時は、受験科目ではないことからかなり軽んじられていた印象だ。自分のことは棚に上げて、子供たちから家庭科の授業の内容を教えてもらおう。
Posted by ブクログ
AIの本かと思ったら、AIやロボットとの共生・活用を見据え、AIと人間を比較して人間社会の在り方をどう考えるか、何をどう学ぶかなどにかなりのページ数が割かれていた。
AI技術の解説が中心だと思っていたので面食らった。著書の書きたいテーマは違ったらしい。その環境下に生きる若者がどう向き合うべきかを書いているのだ。
これだけ大きなパラダイムシフトに突入するのだから社会の在り方や、学び方も変わる。だから未来のあるべき姿を問い直し、そこから逆算して自分の行動指針や考え方も変革すべきだよ、と説いているのだ。
人間社会の在り方のキーワードは、シンパシー、エンパシー、ケアの倫理。何をどう学ぶかのキーワードは、キーコンピテンシー、デザイン思考、計算論的思考(≠プログラミング思考)、モノづくりを通した学び)、など。
そして最後に、哲学することと家庭科に取組むことを大プッシュしてきた。
かなり根源的で、良い問いを投げてくれる本だった。
ただ、書いている内容が学習指導要領から変更しないといけないレベルだったり、家庭での学びに生かすにはどこから手をつけたらいいのかなど、実践に移すにはどうしたらいいかが分からなかった。(そのやり方や方針含め自ら問いを立てて試行錯誤しろよ、というのが著書の言いたいことなのは分かるけど、一歩目はどう歩み始めればいいか知りたいな…)
とにかく、さまざまな問いを投げかけてくれる本なので、自分でも行動変容のきっかけにしてみたい。