作品一覧

  • 一冊でわかるベトナム史
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    ベトナムとはどういう国か。その歴史を図やイラストを使いながらわかりやすく、ていねいに描く。コラム「そのころ、日本では?」「知れば知るほどおもしろいベトナムの偉人」も役に立つ。
  • 市民のための世界史
    3.8
    1巻2,090円 (税込)
    新しい世界史がはじまる 世界史全体を鳥瞰した構図の提示 先端研究と新領域の多彩な記述 固有名詞や年代の羅列を排除 中学・高校の歴史学習との連携 市民が読める教養としての歴史 カリキュラムの矛盾や入試問題に災いされて、高校生の歴史認識は後退している。本書はそのような現状を跳ね返し、歴史を学ぶ意義や面白さを知ってもらうことをモットーに、全国の高校教員と協力して作られた。人名や年号は極力減らす、「像を結ぶ」「因果関係や背景がわかる」説明を目指す、要所に学習者への問いかけを挟むなど様々な工夫をして、歴史に親しむ習慣を養う。市民向けや入試の副読本にも使える画期的な教科書。

ユーザーレビュー

  • 一冊でわかるベトナム史

    Posted by ブクログ

    教科書では触れられていない細かい部分が必要だよね~ホーチミンは偽名でホーは胡だが、本名は阮という姓の貧しい文紳の出身だって、弁護士を目指して貨物船に乗ってフランスを本国を目指したらしい。第二次インドシナ戦争(ベトナム戦争)の最後はベトナム共和国とそれに対抗する南ベトナム共和国革命臨時政府との戦いになった。B52は中・ソの防空網で撃退されたって・・・知らなかった。中越戦争は文化大革命の余波で起こった・と~五芒星は労働者・農民・兵士・知識人・商人の団結を表しているんだって、へえって感じだね

    0
    2025年01月02日
  • 一冊でわかるベトナム史

    Posted by ブクログ

    2024.10.23
    ベトナムの歴史を通して読むとこの国の苦難がよく理解できる。常に外国の侵略にさらされカンボジアやラオスとはトラブル続き。
    経済的には発展の余地が大きいのだろうと思うし、この国はどの外国も信じないでやっていくしかないと自分たちで理解せざるを得ないと思う。
    日本はどれだけ恵まれて歴史を刻んできたのか、そして戦後は米国追従でやってこれたなんてどれだけ恵まれているのかと思う。

    0
    2024年10月23日
  • 市民のための世界史

    Posted by ブクログ

    本書は日本独自の「日本史・東洋史・世界史」という三分体制の弊害で特に近代以降の世界全体を見渡した歴史の教科書がないという問題意識を起点とした大阪大学の「挑戦」によって編集されたものである。マクニールの「世界史」も同様に世界各地域は相互に影響を受けて歴史を紡いでることが本書を読めば、理解できる。特に日中戦争・太平洋戦争にいたった経緯は単に帝国軍部が悪いとったものではなく、複眼的な視座が不可欠で、本書が広く読まれることが極端な意見がSNSで氾濫する現在にこそ、必要だと感じた。

    0
    2021年07月03日
  • 市民のための世界史

    Posted by ブクログ

    歴史の教科書的な本としては,今までで最高の本だと思います.ことさらに年号や固有名詞を強調することもなく,「流れ」を中心とした解説になっています.

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    2020年08月07日
  • 市民のための世界史

    Posted by ブクログ

    約300ページに古今東西の人類史がよくまとまっている。一般的な教科書のように無味乾燥の年号と出来事、人名を列挙するのではなく、その時代の注目地域を深堀したうえで周辺諸国や派生事象が述べられる。ひとつの歴史がどこからの歴史のきっかけになっており、歴史のダイナミズムと世界は繋がっていることを実感できる。

    難点は本文組みがイマイチで、参考資料が変な位置にあったりそもそも分かりにくかったり、改ページの仕方も読者ファーストではなかったので、その点は教科書っぽくてややマイナス。

    内容は面白い。

    0
    2019年12月04日

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