国立歴史民俗博物館の作品一覧
「国立歴史民俗博物館」の「新書版 性差(ジェンダー)の日本史(インターナショナル新書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「国立歴史民俗博物館」の「新書版 性差(ジェンダー)の日本史(インターナショナル新書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
図や文書の写真が多めで読みやすい。
日本の歴史の中の"政治とジェンダー"や"仕事とジェンダー"を見ていくことは、即ち「実は活躍していた女性もいた」ことになるくらい、教科書には男性しか載っていない。
孫を連れてお出かけするような後家尼の悠々自適な生活憧れるなぁ…
3つのテーマの中で"性売買"だけ浮いているような印象を受けたのは、性売買は女性と男性が対極的な存在すぎる(客体と主体)からかもしれない。"政治とジェンダー"や"仕事とジェンダー"において両性は同じ方向を向いているのに対し、"性売買"では向かい合っている。
娼妓解放令が出て、売春せざるを得ない状況の女性が「自ら好んで身体を売っている」と見られるようになったのが胸糞悪いし、今も同じ状況なのがムカつく。
あと、「皇統を男子に限定する」みたいな条文の"子"の字の前に"男"の字がチョイと付け加えられていて、男子の根拠なんてそんなもんなのかよと思いました。
Posted by ブクログ
2020年に開催された歴博の企画展の内容をコンパクトにまとめた本。日本におけるジェンダー観、性別分業の様々なあり方を、古代から現代までを俯瞰するかたちでなぞっていく。様々な興味深い事例が、様々な図版と一緒に紹介されており、時勢の影響もあって、行きたくとも行けなかった人も博物館をまわっているような気分になれると思う。また巻末の参考文献一覧は、歴史研究とジェンダー論の組み合わせが様々な、豊穣な成果を生んでいることを分からせてくれるし、ジェンダー論という身近に感じられる問題についてさらに考察を深めたい人にとってもよいとっかかりとなるのではないだろうか。