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  • ユーゴスラヴィア現代史 新版
    4.1
    民族,国家,宗教,言語…….独自の社会主義連邦の道を歩んできたユーゴの解体から三〇年.暴力と憎悪の連鎖が引き起こしたあの紛争は,いまだ過ぎ去らぬ重い歴史として,私たちの前に立ちはだかっている.内戦終結から現在にいたる各国の動向や,新たな秩序構築のための模索などについて大幅に加筆.ロングセラーの全面改訂版.

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ユーザーレビュー

  • ユーゴスラヴィア現代史 新版

    Posted by ブクログ

    学生時代に20回は読んだであろう本書、新版が出るということで飛びつき、販売直後に新品を購入し、元柴ゼミの先生方が主催するオンライン読書会(講演会に近い)に参加した。お世話になった教授とも再会でき、貴重な会だった。本の内容としては、やはりボスニア紛争以降が盛り込まれており、他書で補完するしかなかったコソヴォ紛争やマケドニア紛争についての記述が充実した。まさにユーゴ現代史の決定版といえる。

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    2023年01月01日
  • ユーゴスラヴィア現代史 新版

    Posted by ブクログ

    およそ19世紀頃からの旧ユーゴスラヴィア地域の歴史について、コンパクトにまとめられた新書です。
    1996年の旧版から25年の時を経て新版として刊行されています。
    旧ユーゴスラヴィア地域の複雑な近現代の歴史を改めて復習できたとともに、現時点で理解できていない点やもっと知りたいことも明確になりました。

    客観的な記述ながらも、どこか文章の端々に、著者の柴先生の、旧ユーゴの地域や人々への愛や未来への希望が込められているのが感じられるのも良いです。
    新書という形態の制約からだと思いますが、参考文献リスト(特に、本文中に言及のある具体的な研究の出典の記載が無いこと)や索引が無いのが唯一残念な点でした。

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    2021年11月04日
  • ユーゴスラヴィア現代史 新版

    Posted by ブクログ

    第一次世界大戦勃発の所以となったバルカン半島に建国されたユーゴスラヴィア、多様な民族、宗教、言語等が絡み合うこの地において、如何に統一国家の建設が試みられてきたのか。その試行錯誤の過程が、ユーゴスラヴィアを形作ってきた様だ。

    本書は、ユーゴスラヴィア諸地域の近代に至るまでの歴史と、第一次ユーゴスラヴィアの勃興、第二次ユーゴスラヴィアの崩壊、その後の復興再生までが網羅されており、それでいて読み易く、あくまで客観的な歴史観で記述がなされているので、読み物としても、歴史叙述としても素晴らしい一冊だと感じた。

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    2026年04月12日
  • ユーゴスラヴィア現代史 新版

    Posted by ブクログ

    ユーゴスラヴィア内戦についてほぼ無知な状態だったので、基本的な知識をつけたくて手に取りました。

    「ヨーロッパの火薬庫」と呼ばれたバルカン半島の、複雑な支配と民族の歴史が、少しだけ立体的に見えるようになりました。

    ナショナリズムというか、民族主義的な心情というものはやはり根強く人々をとらえるものだということ。

    ユーゴスラヴィア統一主義=ユーゴスラヴィイズムでは乗り越えることができなかったのだろう。

    ユーゴ解体の背景については、終章にて5つに分けて整理されている。

    ①バルカンを憎悪・紛争が古くから渦巻く地と考える「決定論」からの説明
    ②セルビア人、クロアチア人、スロヴェニア人といった民族

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    2026年02月12日
  • ユーゴスラヴィア現代史 新版

    Posted by ブクログ

    現代史ではあるが、近代から内戦、この新版では2021年の最新の状況まで、馴染みのない地域の複雑な地理・民族をよくまとめている。分かったとは決して言えないが、一つの手がかりとして。

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    2026年01月02日

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