作品一覧

  • The Number Bias 数字を見たときにぜひ考えてほしいこと
    3.6
    1巻1,683円 (税込)
    「数字=正しい」という 思い込みは危ない。 数字は、事実のように思われる存在。 しかし、その裏には 誰かの意図や勘違い、間違いが隠れていることも。 数字はときに「主観性」を帯び、事実からかけ離れた姿になる。 ・「因果」と「相関」の混同 ・例外が釣り上げる「平均」 ・「思い込み」に寄った解釈 ・「サンプル」が、異常で少数 ・「話を聞きやすい人」にだけ行われる調査 etc. また、数字を見たとき、 私たちには様々な「バイアス」が働く。 ・「数字=事実」と思い込み、思考停止 ・「出てほしい結果」に合わせた理屈の創作 ・「ただの偶然」を事実と誤認 etc. 毎日、たくさんの数字が 私たちに飛び込んでくる。 私たち数字の消費者が、数字を見たとき、 ロジカルなつもりで間違った解釈をしないために。 「ナンバーバイアス」(数字の偏見)を外し、 読みを間違えない「思考」と「視点」を 本書で身につけよう。

ユーザーレビュー

  • The Number Bias 数字を見たときにぜひ考えてほしいこと

    Posted by ブクログ

    IQ、GDP、幸福度など日常生活でよく目にする数字が、いかに時代遅れで政治的な思惑を含んだ曖昧な指標なのかがよく分かる一冊。数字を盲目的に信じず、一歩引いて元データや算出方法などを理解することを私達に戒めてくれる。

    本書は難しい数式は一切出てこないので、数学に詳しくなくても全く問題ない。ナイチンゲールは数学や統計も得意だったとか、GDPは今も軍事費を含めているなど、歴史や経済事情についても楽しく学べる。

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    2025年01月30日
  • The Number Bias 数字を見たときにぜひ考えてほしいこと

    Posted by ブクログ

    朝起きてから夜寝るまでに、何らかの数字に触れて生きている。テレビ、ネット、本など、見聞きしていれば、数字の洪水に巻き込まれておぼれそうになる。




    今回の本は、「数字の裏にある物語のほうが、数字そのものよりもずっと興味深い」として、数字専門の記者として働いている著者が書いた本だ。





    「相手が数字となると、ただ数字であるというだけでほぼ無条件に信じてしまっている」し、私たち「数字の消費者」は、あまりにも簡単に数字に影響され、だまされると指摘している。






    数字が当てにならないと言えば、去年の衆議院議員総選挙の世論調査だ。マスコミは一様に、自民党の議席減少、立憲民主党の議席増加

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    2022年07月04日
  • The Number Bias 数字を見たときにぜひ考えてほしいこと

    購入済み

    タイトルに偽り無し!

    副題のとおり「数字を見たときにぜひ考えてほしいこと」が豊富なエピソードとともに語られている。
    ストーリーを追うように読めるので数字に苦手意識があっても問題無くよめるかと。
    いわゆる統計とかデータ分析の知識を直接学ぶような内容ではない。
    ただ、本書の内容を理解せずに統計手法を使ったり、Excelなどで集計表やグラフを作るのは危険だと思う。
    有効に、かつ誠実にデータを扱うため、数字を前にしたときには本書の内容に基づいてバイアス(思考の歪み、偏り)を取り除くよう努めたいと思う。

    #タメになる #深い

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    2022年04月29日
  • The Number Bias 数字を見たときにぜひ考えてほしいこと

    Posted by ブクログ

    定性的でなく定量的に評価をしろといわれる社会で、数字の裏側を知るいい機会になった。
    ありふれたデータに対して、疑問を持てるようになる。
    ただ、大学の論文作成等でなんとなく理解はしていた内容なので☆4

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    2021年11月22日
  • The Number Bias 数字を見たときにぜひ考えてほしいこと

    Posted by ブクログ

    最近は国がこう言う統計を裏で操作している。数式を変えたりしていかにも上手く行っているように見せかけている。アベノミクスなどはその最もなところだろう。都合のいいように扱われないように、勉強する必要がある。

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    2024年06月16日

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