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  • クジラのおなかに入ったら
    3.8
    1巻1,287円 (税込)
    世界には91種のクジラが存在し、内41種を日本で見ることができます。本書では函館を拠点にストランディング調査(打ち上げられたクジラの調査)を行い、専門の調査機関を設立した著者の歩みを、数々の事件や研究の苦労、発見の喜び、恩師や協力者、後輩とのかかわりを通して紹介します。

ユーザーレビュー

  • クジラのおなかに入ったら

    Posted by ブクログ

    パワフルだった!
    自分の夢を叶えるための才能(頭脳と努力)と運に恵まれていて、読んでいて心地よかった。

    書かれている研究内容も、易しい言葉で書かれている。
    思わず、◯◯を調べたら☓☓についてわかったんだって、と話したくなるような感じだった。
    生き物ってすごいなあ、と思えた。

    0
    2023年12月15日
  • クジラのおなかに入ったら

    Posted by ブクログ

    自分の好きな研究を学部時代に見つけられて、そこからどんどん突き進めて、、、私も理系学部にいたけれど研究は好きじゃなかったなぁ、
    知りたい、楽しい!と思える研究に出会いたかったなぁと思わせてくれる。それと同時に今は大学の学部とは違う分野にいるけれど、ここでもっと頑張ろうと奮い立たせてくれる。そんな本でした。
    もちろん、イルカやクジラのストランディングの話は臨場感たっぷりで面白かったです。

    0
    2022年01月15日
  • クジラのおなかに入ったら

    Posted by ブクログ

    ストランディング調査(打ち上げられたクジラの調査)で
    クジラやイルカが生前何を食べ、生活していたかを研究する
    学者の、歩みと研究の苦労、人間関係、そして鯨類愛を綴る。
    ・はじめに
    ・北海道略地図
    CHAPTER1 イルカやクジラを研究するということ
    CHAPTER2 鯨類研究者への道
    CHAPTER3 「イカ」の研究者に弟子入り
    CHAPTER4 イルカの種類によって餌が違う?
    CHAPTER5 まだまだ続くよ研究は
    CHAPTER6 ストランディングの研究機関をつくる
    ・おわりに
    コラム、参考文献有り。

    田島木綿子「海獣学者、クジラを解剖する。」を読んで、
    解剖と調査、研究施設での「剥製」

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    2025年08月07日
  • クジラのおなかに入ったら

    Posted by ブクログ

    「クジラのおなかに入ったら」 

    タイトルが面白くて良い。
    ちょっとピノキオとゼペットのような。(いやあれはサメだった…。)

    それはともかく、本書でクジラのおなかに入る松田さんは、バリバリの現場の研究者です。メルヘンな物語ではないです。

    打ち上げられたクジラを解体して、胃の中を調査して、食性を解明する為に、北海道全域を通報が入ればどこへでも向かいます。
    悪天候でも向かうし、飲み会が入っていてもキャンセルして向かいます。
    クジラの通報はいつ入ってくるかわからないからです。
     
    本書は、松田さんの学生時代のクジラウォッチングの始まりから、現在地点までの研究人生を紹介したものです。

    イルカやク

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    2024年03月06日
  • クジラのおなかに入ったら

    Posted by ブクログ

    著者は小さな頃から好きだったイルカを大学での研究のテーマに据え、海岸に座礁(ストランディング)するイルカやクジラを解剖して、食べているものや生態を調査する。
    北海道の厳しい自然と、打ち上がるイルカ、クジラ。
    イルカやクジラというと、水族館のショーで見るバンドウイルカやカマイルカ、シャチ、ザトウクジラやマッコウクジラ、シロナガスクジラ……知っているのはそれくらいだったが、思っていたよりも種類が多かった。コマッコウは本書で初めて知った。すこし間抜けた顔がかわいい。
    本書でも登場する田島木綿子さんの「海獣学者、クジラを解剖する」も本書も、危険が伴う研究の現場を書いているからか、とても臨場感がありおも

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    2022年08月14日

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