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  • ネルソン・マンデラ 分断を超える現実主義者
    3.3
    1巻880円 (税込)
    二七年間の牢獄生活の後,アパルトヘイト撤廃に尽力,一九九四年に南アフリカ共和国黒人初の大統領となったマンデラ.不屈の生涯ゆえ「聖人」視されることも多いが,実際は冷静なプラグマティストだった.偏狭な国家主義と分断が再び広がる時代に,想像を超える「和解」を成し遂げた類まれな政治家の人生を改めて振り返る.

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ユーザーレビュー

  • ネルソン・マンデラ 分断を超える現実主義者

    Posted by ブクログ

    ネルソン・マンデラ(1918~2013年)は、南アフリカのアパルトヘイト撤廃に尽力し、黒人初の大統領となった、現代第三世界を代表する政治家である。
    マンデラは、若くして反アパルトヘイト運動に参加し、国家反逆罪で終身刑の判決を受けて27年間に及ぶ獄中生活を送った後、1990年に釈放され、1991年にアフリカ民族会議(ANC)の議長に就任、白人大統領のデクラークと共にアパルトヘイト撤廃の活動を行い、1993年にノーベル平和賞を受賞した。更に、1994年に南アフリカ初の全人種が参加した普通選挙を経て大統領に就任し、民族和解・協調政策を進め、経済の復興にも努めた。
    著者の堀内隆行(1976年~)氏は、

    0
    2021年08月02日
  • ネルソン・マンデラ 分断を超える現実主義者

    Posted by ブクログ

    自分がネルソン・マンデラを知ったのは、中学の授業で見た映画『インビクタス』でした。

    あの映画を見たときのマンデラのイメージは、黒人であり差別や投獄を経験しながらも、怒りや恨みにとらわれず白人に理解や敬意を示し、南アフリカ初の黒人大統領として国をまとめ上げた聖人というものでした。
    でもこの本を読むと、マンデラの別の側面が見えてきたように思います。

    自分が一番驚いたのが、平和主義者だと思っていたマンデラが若いころは共産主義との合流を考えていたり、武力闘争を辞さない組織に所属していた過去があり、マンデラ自身も武力闘争は仕方ない、と考えていたことがあったということでした。

    そのマンデラがノーベル

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    2024年05月09日
  • ネルソン・マンデラ 分断を超える現実主義者

    Posted by ブクログ

    客観的に事実を中心にマンデラについて書かれているので、ストーリー的な面白さはないけれども、理解しやすい。

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    2022年09月04日

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