高見玄一郎の作品一覧
「高見玄一郎」の「港の世界史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「高見玄一郎」の「港の世界史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
古代から現代に至るまで、世界的な経済圏や都市の発達に「港」がどのような役割を担って来たかを考察した書籍である。
まず初めに、古代オリエントや古代中国の話が出てくるが、そもそも私自身がそれらの時代の歴史や地理をあまり知らないがために、理解が難しい(むしろ出来ていない)部分が多々あるように感じ、そう言った世界史の基礎知識がある状態で読むべき書籍と感じた。中世以降になるとある程度基礎知識を基に読み進めることが出来た。
また、よく都市の発達の説明の中で「より良い港があり」といった表現があるが、それが具体的にどういったものなのかを時代ごとの代表的な都市を例に説明しており、難しくはあったが面白く読むことが出来た。現代までとは言ったが、具体的には1960年代の最新の設備を整えたニューヨークを紹介&解説して終わっており、それ以後の経緯についてはコンテナ物語の書籍に繋がる部分であり、そちらの書籍もまた読みたくなった。
なお、全体的に歴史的な経緯や地理は知っている前提の記述が多く、ヨーロッパの地理に疎い私自身としては地図を繰り返しみながら、書籍の図表と見比べながら理解するのに苦労した。(特にエーゲ海、黒海辺りや、バルト海や北海辺りの都市間の地理が難しかった。)