コンサルティングの仕事内容、種類、求められる能力などを解説する本。さすが、やたらとカタカナが多く、ある程度分かりやすくも意識が高い人向けに書かれている。
仕事でコンサルタントや「顧問」と言われる人たちと関わったことがある。それぞれの役割によってこちらが求める事も当然変わってきて、「この人にどこまで
...続きを読む要求して良いのだろう」といつも距離感を図りながら仕事したものだ。
その業界に精通した顧問職ならともかく、コンサルティングそのものが業務の人達は案件に応じて違う業界にも関わっていくのだろうから、よほど頭が良くないといけないだろう。コンサルの人の発言や資料で「現場を分かってないなあ」も「よくそんな細かいことまで知ってる」もあった。
値段があって無いような業界。お互いの満足度、費用対効果の評価が常について回るシビアな業界だ。
ちなみに本書の前半では「昼夜を問わず働いてるようなイメージがあるがそれは昔の話」も書いていながら、後半で「最初の頃はプライベートも犠牲にする覚悟がいる」などと書かれている。