チョンソンランの作品一覧
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「チョンソンラン」の「千個の青」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ヒューマノイドが浸透し
人間から労働力を奪っている近未来の韓国
競走馬にはスピードが求められ
選手としての寿命は1年ほど
軟骨がすり減り立っていることもままならなくなると安楽死に処される
相棒の馬トゥデイを助けるためわざと落馬して騎手としての存在価値がなくなってしまった廃棄目前の
騎手ヒューマノイド コリー
そんなコリーに手を差し伸べた少女ヨンジェ
脊髄性小児麻痺で車椅子生活の姉ウネは故障のため安楽死が確定していたコリーの相棒の競走馬
トゥデイに手を差し伸べた
いろいろなものを消費しては生み出していく
循環社会からこぼれ落ちてしまったものたち
社会的価値がないもの
役に立たないものたち
そ
Posted by ブクログ
感涙必須。
まず、人間、動物の生きている・幸せであることをその振動で感じるヒューマノイドというのが自分にとって新しい見方で興味をひかれて。
そのコリーの素直な質問や意表をつく切返し、空を見上げるシーンや馬のトゥデイを想っての行動、すべてが愛しく感じられ、最期は彼らしいと思うぐらい優しい存在。
止まった時間・止められてしまいそうな時間を流れさせるためにはどうすればいい?
"ゆっくり走る練習が必要だ"
馬のことだけでなく登場人物すべてにかかることで、劇的ではないけれど停滞していた状態から動き出す様に、きらきら輝くもの(コリー風にいうと振動があるってことかな)を感じました。