河村清明の作品一覧
「河村清明」の「相馬眼が見た夢 岡田繁幸がサンデーサイレンスに刃向かった日々」「ウイニング・チケットII」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「河村清明」の「相馬眼が見た夢 岡田繁幸がサンデーサイレンスに刃向かった日々」「ウイニング・チケットII」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
北海道大学文学部国文科卒。『500円の指定席券』で1996年優駿エッセイ賞を受賞。漫画『ウイニング・チケット』(作画:小松大幹)の原作を手がける、その他著書に『スター・ジャパンカップと呼ばれた男』、『ウオッカの背中』、『馬産地ビジネス』などがある。
Posted by ブクログ
岡田繁幸さんのことを「凄い人」だと思っている競馬ファン、マスコミ含め、競馬の生産、血統絡みの仕事をしている人には必読の本だと思います。
「マイネル軍団の総帥」としてだけでなく、地方競馬、HBAなど、競馬界全体を良くしようと尽力されていたことが改めてわかります。
仕事で成し遂げたことだけでなく、自ら率先して草むしりをするところなど、仕事への意識などは参考になる点が多々ありました。
これほどのホースマンが、ダービーも勝てず、悲しい最後になってしまったのは辛いですね。
グループからダービー馬を出すことが、岡田さんへの最大の供養となると思うので、残された人には頑張って欲しいです。
Posted by ブクログ
切ない
ただひたすら切ない
総帥が追いかけて、求めて、届かなかったクラシック、ダービー
最期の章は読むのも辛くて・・・・
さぞかし無念だったろうな
色々書きたいけど胸が一杯で書けない
武田牧場、トウショウ牧場・・・
作中に出てくる名だたる名牧場が今は廃業となってしまっている現実もショックだ
明和牧場を買収した経緯を知ることができたのは良かった
一時、ラフィアン会員として同じ夢を見させてもらいました
毎年じゃがいもやカボチャが箱入りで送られてきて、毎月スタッフのコメント付きの出資馬ポートレートが送られてきて、会員思いのいいクラブでした。
ゲストハウスも何度か泊まったけれど、行くたびにきれいに
Posted by ブクログ
ビッグレッド、ラフィアン等、マイネル軍団を設立した岡田繁幸さんの伝記的な本。
筆者との長い付き合いの中での何気ない会話に滲む繁幸さんの馬への強い思い、周囲の関係者の繁幸さんへの印象や記憶が記されていてとても読み応えがあってあっという間に読み終えた。
日曜夜にドラマ化やNHKの連ドラになっても良いくらい。
昔ながらのブン殴るご家庭なので、現代では一部再現不可かもしれないけれど。
殴り怒鳴り合い、追い出したりしつつも援助したり、引退した父を喧嘩もしたけど引き受けたり…特に男性陣については、なんかもう“熊のボス争い”を見ているような家族関係(笑)
印象に残った逸話を何点か。
社台の吉田照哉さん
Posted by ブクログ
アグネスデジタルの天皇賞制覇を機に書かれた本で、日本競馬がかなり暗い時期。新潟三条が廃止され、北海道も危機の最中。このあと北関東3場が廃止される。
そんな中で、馬産地を巡って色々な人に聞き取りをした、画期的な本。安定扱いのメジロ牧場は既になく、マギーファーム小寺氏についてはネット上に変な噂話が載っている。マイネル岡田氏が勝負を賭けたカームとマイネルエクソンの結果も出ている。
ゼロから聞き込みをしているのが、かえって読みやすく、読者も作者と一緒に勉強している気分になれる。日本時代の若き吉田直哉氏の話などもあって、こういう時代に様々な方々の話の記録が残っているというのは本当に貴重だと思う。
どこま