紺乃藍の作品一覧
「紺乃藍」の「国見さんのあまい蜜~匂いフェチな私、イケメン先輩の香りに囚われてます~【分冊版】」「交際2年、溺愛彼氏だと発覚しました~破局寸前…のはずがナカイキHに同棲つき!?~【分冊版】」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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匿名
においフェチな主人公のお話。すごくすきでしたー!!
先輩が表情に色気あるし、ヒロインは可愛いし、好き!
先輩は何を見られたと思ったのかまだ明らかにしてなくて気になります。
Posted by ブクログ
タイトルは異世界から来た聖女の「箸より重いもの〜」から来てるんですね。これだけ聞くと特に何も思わないんですけど、この台詞がかなり物語の鍵となる大変な事件に繋がってました( ๑´•ω•)
田舎から女性騎士として王都で身を立て、少々堅物なところもあるものの芯の通った真っ直ぐで清廉潔白な努力型の騎士ミレイユ。そんな自身の生涯を捧げる覚悟で重要人物の護衛騎士になるほどの実力を誇る彼女がその力を奪われるというのは、生きる意味や尊厳を奪われるのと等しくその絶望は計り知れません、、、
あまりの非常事態に憤りを感じるよりも困惑が大きく、初めは受け入れられてなかったミレイユも状況を打開するために少しずつリハビリを始めるのですがこれがなかなか上手くいかず。。。
絶望からさらに絶望しそれでも諦めずに一つ一つ前へ進む歩みを決して止めない姿勢はとても素晴らしく応援したくなりました!!
そんな彼女を支えるジェスカーダ一家も本当に温かくて、腕が使えないミレイユの気持ちを慮った上での優しさや援助にほっこりしました⟡.*
中でもミレイユに最初からベタ惚れなヒーローことアルベリクはほんの些細な変化にも気づくほどミレイユのことをよく見てさりげなく手助けをして、ミレイユ自身が気づいてないことにさえ気づく前に対応してしまう程の過保護っぷりと献身にはどんだけ...!!!ってなりました((( *艸))クスクス
本当に愛が剣より重いですねw
聖女様も最初は得体がしれなくてわがまま放題の子供という感じだったのですが、それだけではないちゃんと彼女なりの理由があったことにも言及されてて納得はできないけどそうかぁとなりました。あれだけのことをされたミレイユがそれでも尚聖女に寄り添おうとしたのは仕事というのもありますが、やっぱり心の広さと優しさが大きいのかなと思います。
諦めずにもう一度努力して立ち上がる姿も周囲の人の優しさにもとても勇気をもらえた素敵なお話でした(*´艸`*)♡
奪われた力のその後やピーチになって読めなかったいちゃラブえちな番外編はムーンにたっぷりあってしっかり楽しみました!!⟡.*
特典SSは初回SSがすんごく可愛くてニヨニヨでした!真相を知った王太子妃様がまあまあまあ(ˊo̴̶̷̤ ̫ o̴̶̷̤ˋ)♡ってなってそうですねw
作家さん買いです。今回も面白かったです。真面目で他人を慮る心を持つヒロインとそんなヒロインが好きすぎるヒーロー。2人とも好ましい性格で素敵でした。
異世界聖女様も嫌なやつかと思いきやちょっと違ったらしい。
Posted by ブクログ
上司である御曹司社長・龍悟に長年密かに想いを寄せてきた秘書・涼花。
しかし彼女には「抱いた男性がその記憶を失ってしまう」という誰にも言えない秘密があり、恋をすることを諦めて生きてきた。
それでも、真面目で誠実な龍悟の傍にいられるだけで幸せだった。
けれどある出来事をきっかけに、彼に自分の体質を知られてしまう。
「俺だったら、抱いたことを忘れるわけないと思うけどな」
そう言って涼花を抱いた龍悟だったが、その後起きた出来事は、彼女の心を再び恐怖で締めつけていく……。
冒頭の“記憶を失う”という設定からして切なさが漂うけれど、実際に読み進めると、これはただのファンタジーではなく、人を愛すること・信じることに臆病になった大人たちの再生の物語だと感じました。
涼花の心の描写がとても丁寧で、彼女の孤独と優しさ、そして「もう誰も傷つけたくない」という想いに強く共感しました。彼女の“静かな痛み”が一文一文から滲み出ていて、読みながら胸がぎゅっと苦しくなる。
そしてそんな彼女を真正面から受け止めようとする龍悟。完璧な御曹司でありながら、実は不器用でどこか抜けているところもあり、その人間味がとても魅力的でした。彼の「忘れない」という言葉が、単なる強がりではなく、愛の宣言に変わっていく過程にぐっときます。
記憶を失うという残酷な現実を前に、それでも彼女を選び、繰り返し想いを証明しようとする姿に、静かな強さを感じました。
また、旭先輩の存在も印象的。彼の言葉は物語の陰の支えであり、涼花が前を向くための導きのようでした。彼の登場によって物語が一層深みを増し、ただの恋愛小説ではなく「人生における信頼と再生」の話として完成しているように思います。
原因がはっきりと明かされないラストも、この作品らしい余韻を残します。
「理由よりも、どう生きていくか」「どう寄り添っていくか」を大切に描いているのが伝わってきて、読後は不思議と満たされた気持ちになりました。
静かに心に沁みるような、大人の恋愛の物語。
優しさと痛みが溶け合うような一冊でした。