作品一覧

  • フェミニズム
    4.6
    1巻1,166円 (税込)
    「女性である」という「普通」のことに差別や抑圧を見出すという「常識外れ」な主張は,どのように生まれ,いかなる変革を成し遂げてきたのか.共感と反感の嵐にさらされながら多様な展開を生んでいる思想・運動.そのあゆみを長期的な視点から振り返り,フェミニズムとはいったい何なのか,わかりやすく語りかける.

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  • 増補 女性解放という思想
    4.5
    1巻1,287円 (税込)
    「女性解放」を論じることはなぜ難しいのか。あるべき解放論を示すのではなく、かつて女性解放の運動と理論が直面した対立や批判、矛盾やその破綻を描くことで、今なお残る困難の数々を深く鋭く明かす論考集。1部には、イデオロギーに根ざす80年代女性解放論への批判と、「性差があるから差別ではない」とする言説の本質的な不当性を喝破した論考を収録。2部では、ウーマンリブ運動の思想史的位置付けと再評価を行い、3部では、フェミニズム運動への「からかい」が、非難や攻撃にもまさる抑圧的効果をもったことを明かした「からかいの政治学」など、メディアにおける女性表象の問題を追求した。今日までの状況を俯瞰する1章を加えた増補版。

ユーザーレビュー

  • フェミニズム

    Posted by ブクログ

    これだけよく出てくるものの、人によってイメージしてが違う言葉はないかもしれない。

    このご時世、知っておくべきだし、ただできるだけフラットで歴史背景などもわかる本として読んでみた。

    最終章を読んで、モヤモヤしていたことの正体を言語化できたと思う。みな考えは違うだろうけれども、現代社会人の教養やデリカシーとして知っておいた方がいいと思う。

    あと仕事関係なく、家族に1人でも女性がいたら読んでみる価値はあると思う。

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    2026年05月09日
  • フェミニズム

    Posted by ブクログ

    フェミニズムとはなにか。
    シンプルにずっと疑問に思っていたことについて、直球ど真ん中の新書が出ていたので即購入。

    これまでぼんやりとした理解で使っていた『フェミニズム』という単語に対する解像度がぐんと上がった。

    抽象的であったり概念的であったりする言葉は特にそうかもしれないけど、その言葉に含まれる歴史や過去の出来事を学ぶことで、より適切な文脈でその言葉選びや使い方をすることが可能になるなと感じた。

    これまで「わかったつもり」で解釈していたフェミニズムについて、そして今後も課題が山積するフェミニズムについて理解を深めることができ、手にとって正解の一冊だった。

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    2026年05月05日
  • フェミニズム

    Posted by ブクログ

     フェミニズム研究者の第一人者である著者の江原由美子氏は、フェミニズムとは、通常「男女平等」「女性の社会的地位向上」「女性解放」を目的とする思想や社会運動とし、フェミニズムの歴史的経過から現在の課題まで、系統的にまとめた。世界と日本のフェミニズムについて、歴史的社会背景や市民革命、2度の世界大戦を通じた女性参政権の獲得など、後継に追いやられてきた女性たちの辛苦の活動を詳述する。公的・社会的な活動は男性、私的な家事労働や育児は女性といった歴史的な公私二元論による性役割分担の課題を克明に綴り、問題提起と解決すべき課題を提起する。フェミニズムに対するバックラッシュが吹きすさぶ直近においても、女性たち

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    2026年03月15日
  • 増補 女性解放という思想

    Posted by ブクログ

    オリジナルは1985年刊行だが、著者自身も述べるように、ここで論じられている問題の根本は今とほとんど変わっていない。男女共同参画基本法ができようと、女性活躍推進法ができようと、女性たちは今もあいかわらず「平等に扱ってくれと言うのなら男と同じ基準でやる覚悟はあるのか、あとで泣き言を言うんじゃないぞ」と恫喝されているのだ。
    と同時に、イリイチのジェンダー論を鋭く批判する「女性解放論の現在」を読むと、1980年代にフェミニストたちが激しく論争していた「女性解放とは何か、そのためにどのような社会改革が必要なのか」という問いが、いまどれだけ共有されているだろうかとも思う。このとき共有されていた問題意識と

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    2022年02月11日
  • フェミニズム

    Posted by ブクログ

    フェミニズムの起こりや現代にいたるまでの歴史をまとめた本。おもしろかったし興味深かった。宗教右派によるバックラッシュまでほぼ最新までカバーしていた。戦争とフェミニズムの関係性についても書かれていて、第二次世界大戦時は連合国軍側は女性を積極的に登用していたのに対し同盟国側(日本)は女性はいわゆる銃後の守りをすべしという家のなかに閉じ込めることをしていたこと、またそのなかでも日本は「産児報国」「結婚報国」を推奨していたと知り、現状の女性差別が温存されている状況との因果を思わずにはいられなかった

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    2026年05月05日

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