江原由美子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
フェミニズムとはなにか。
シンプルにずっと疑問に思っていたことについて、直球ど真ん中の新書が出ていたので即購入。
これまでぼんやりとした理解で使っていた『フェミニズム』という単語に対する解像度がぐんと上がった。
抽象的であったり概念的であったりする言葉は特にそうかもしれないけど、その言葉に含まれる歴史や過去の出来事を学ぶことで、より適切な文脈でその言葉選びや使い方をすることが可能になるなと感じた。
これまで「わかったつもり」で解釈していたフェミニズムについて、そして今後も課題が山積するフェミニズムについて理解を深めることができ、手にとって正解の一冊だった。 -
Posted by ブクログ
フェミニズム研究者の第一人者である著者の江原由美子氏は、フェミニズムとは、通常「男女平等」「女性の社会的地位向上」「女性解放」を目的とする思想や社会運動とし、フェミニズムの歴史的経過から現在の課題まで、系統的にまとめた。世界と日本のフェミニズムについて、歴史的社会背景や市民革命、2度の世界大戦を通じた女性参政権の獲得など、後継に追いやられてきた女性たちの辛苦の活動を詳述する。公的・社会的な活動は男性、私的な家事労働や育児は女性といった歴史的な公私二元論による性役割分担の課題を克明に綴り、問題提起と解決すべき課題を提起する。フェミニズムに対するバックラッシュが吹きすさぶ直近においても、女性たちだけの運動ではなく、男性自身の内省と学習を重ねる問題提起として、また入門書として学びの深い書籍となった。
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Posted by ブクログ
オリジナルは1985年刊行だが、著者自身も述べるように、ここで論じられている問題の根本は今とほとんど変わっていない。男女共同参画基本法ができようと、女性活躍推進法ができようと、女性たちは今もあいかわらず「平等に扱ってくれと言うのなら男と同じ基準でやる覚悟はあるのか、あとで泣き言を言うんじゃないぞ」と恫喝されているのだ。
と同時に、イリイチのジェンダー論を鋭く批判する「女性解放論の現在」を読むと、1980年代にフェミニストたちが激しく論争していた「女性解放とは何か、そのためにどのような社会改革が必要なのか」という問いが、いまどれだけ共有されているだろうかとも思う。このとき共有されていた問題意識とは、近代資本主義の枠組みをそのままにしておいて平等な参入だけを求めても女性解放は達成されないということだった。女性解放の運動は、平等と同時に社会変革をめざすものでなくてはならなかったのだ。冷戦が資本主義の勝利に終わった今日、この「大きな問題」はフェミニズムの問題として正面から論じられることはほとんどない。それは女性の解放、いやすべての人の解放にとって進歩なのか、後退なのか。そんなことをあらためて思う。
また、ウーマンリブについて扱った論文2本や、これにつながる「からかいの政治学」がとてもよい。伝説的な運動ではあるが実態が伝わっていないウーマンリブとは、何を問いかけていたのか、いかなる点において画期的だったのか、なぜ激しい反発を引き起こしたのか、非常に分析的に記述されていて、多くの個人的回想録とはまた違った観点からこの運動をふりかえるために重要。 -
Posted by ブクログ
女性は理性的ではない?
理性的とは、本能や一時的な感情に流されず、冷静に物事の道理や根拠を考えて判断・行動する様子をいいます、らしい。
かの愚かな国恐ロシアは、夫婦の寝室に、
妻を教育するため、「鞭」が標準装備だったらしい。
女性は論理的に言語化し、男性たちに詰め寄る。
男性の場合、とても論理的に言語化できないから暴力を振るう、
どちらが理性的なんだろうね、ルターもモンテスキューも、所詮プライドだけ高く理性的ではないから、女性は理性的ではないと、他責思考。
三権分立、それは男たちだけの世界の話。
気持ち悪い。
ならば、男性だけシベリアに入植し生活すれば良い。
女性は女性だけで。
たぶん女性は女性だけで、何十年も平和に過ごせるだろう。
しかし、男性だけの世界だと、1年も持たない。
男性は女性を常に必要なんだろうが、
女性は、究極なこと言えば、精子だけで良い。
なぜ男性たちは勘違いするのだろう?