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  • 世にも奇妙な「世界死」大全
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古今東西の歴史に残る「死」を見ると、英雄的に命を散らした人や悲劇的な生涯の終え方をした人もいて、そうした人々の「死」は物語となって多くの人々の心に生き続ける。しかし、世界の歴史にはまだ、奇妙で衝撃的な、一筋縄ではいかない「死」がたくさん埋もれている。 カバと戦って殺された王、火山の火口に飛び込んだ哲学者、恐怖のあまり気絶して亡くなった平安貴族、治療で血を抜きすぎて亡くなった大統領…… 本書では、一般的な知名度や業績・歴史的意義の如何をほとんど問わない代わりに、死に様そのものが衝撃的で類を見ない人物をひたすらに集めた。まさに、純粋に世界中の「死」を集めた「世界死」である。

ユーザーレビュー

  • 世にも奇妙な「世界死」大全

    購入済み

    「ダーウィン賞」ばりの死に方

    「ダーウィン賞」というのがある。Wikipediaがあるので見ていただければ分かるが、とんでもない死に方をした人間が大勢いる。
    これはその歴史verのようなものだと考えていただければOKである。
    ダーウィン賞はここ十数年の記録のみだが、この本は紀元前から近代に至るまで、あまりにも奇天烈な死に方をした偉人たちを集めている。
    ささやかな暇つぶしの一読にどうぞ

    #タメになる

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    2021年12月26日
  • 世にも奇妙な「世界死」大全

    Posted by ブクログ

    医療や生活環境が発達した(比較的)平和な現代に生きる多くの人々にとって、死というものは日常から遠く離れた、忘れ去られたテーマになってしまいました。しかし、より古い時代には、日常の中にもっと普遍的に死がありました。

    死を忘れるな(メメント・モリ)というモチーフは、古代世界から現代に至るまで延々と受け継がれてきた。栄華を極める王侯でも、毎日の生活にも事欠く貧民でも、死は平等に訪れる。特に疫病が流行った時など、人々はそれを思い出すのである。

    死を忘れないということは、命ある今を存分に生きるということの裏返しでもある。メメント・モリには今を楽しめという意味も込められているのだ。

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    2021年09月14日
  • 世にも奇妙な「世界死」大全

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれて購入しました。

    古今東西の様々な死因を集め網羅したまさに「世界死」。
    伝説や口伝などの死も取り扱っているもののほぼ史実に基づいた死因が掲載されています。終始興味深い内容で構成もしっかりしていた印象です。

    死んだ偉人の中には、現代医療であれば病気の原因や治療も決して難しくはないと考える項目も多々ありましたが、そのような観点から見ても先人の死が現代における医療発展の礎を築いていることがよく分かりました。

    この現代だからこそ、もう一度「死」というものを客観視しようと考える人の為の入門書的な1冊です。

    0
    2023年01月09日
  • 世にも奇妙な「世界死」大全

    Posted by ブクログ

    なかなかに面白い本だった。
    人は死ぬ。絶対死ぬ。永遠の命などありはしない。それを裏付けるかのように延べ二百人もの奇妙な死が書かれる。中には「この人本物のバカなんじゃないだろうか」と思われるようなものもあって、勉強になった。

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    2025年05月16日

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