【感想・ネタバレ】世にも奇妙な「世界死」大全のレビュー

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「ダーウィン賞」ばりの死に方

「ダーウィン賞」というのがある。Wikipediaがあるので見ていただければ分かるが、とんでもない死に方をした人間が大勢いる。
これはその歴史verのようなものだと考えていただければOKである。
ダーウィン賞はここ十数年の記録のみだが、この本は紀元前から近代に至るまで、あまりにも奇天烈な死に方をした偉人たちを集めている。
ささやかな暇つぶしの一読にどうぞ

#タメになる

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2021年12月26日

Posted by ブクログ

医療や生活環境が発達した(比較的)平和な現代に生きる多くの人々にとって、死というものは日常から遠く離れた、忘れ去られたテーマになってしまいました。しかし、より古い時代には、日常の中にもっと普遍的に死がありました。

死を忘れるな(メメント・モリ)というモチーフは、古代世界から現代に至るまで延々と受け継がれてきた。栄華を極める王侯でも、毎日の生活にも事欠く貧民でも、死は平等に訪れる。特に疫病が流行った時など、人々はそれを思い出すのである。

死を忘れないということは、命ある今を存分に生きるということの裏返しでもある。メメント・モリには今を楽しめという意味も込められているのだ。

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2021年09月14日

Posted by ブクログ

タイトルに惹かれて購入しました。

古今東西の様々な死因を集め網羅したまさに「世界死」。
伝説や口伝などの死も取り扱っているもののほぼ史実に基づいた死因が掲載されています。終始興味深い内容で構成もしっかりしていた印象です。

死んだ偉人の中には、現代医療であれば病気の原因や治療も決して難しくはないと考える項目も多々ありましたが、そのような観点から見ても先人の死が現代における医療発展の礎を築いていることがよく分かりました。

この現代だからこそ、もう一度「死」というものを客観視しようと考える人の為の入門書的な1冊です。

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2023年01月09日

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