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  • 日本列島の「でこぼこ」風景を読む
    3.5
    1巻1,760円 (税込)
    地球は何枚もの「プレート」で覆われており、それらが地球表面を動き続けていることが知られています。日本列島はそのプレートが4つも集まったところに位置しているため、小さな国土ながらもじつに変化に富んだ地形が見られるのです。凸は3000m級の山脈から人の住む山地、火山があり、凹は谷、川、湖沼があります。さらに空から眺めてみると、海と陸の境目には様々に入り組んだ海岸線が見られます。日本列島はタテにもヨコにも「でこぼこ」だらけといえるのです。本書では、高い空から眺めることから始まり、山々、火山、水、海岸線と、それらがどのようにしてつくられてきたのか、地学全般の知識を駆使して「風景を読む」ことを目指します。

ユーザーレビュー

  • 日本列島の「でこぼこ」風景を読む

    Posted by ブクログ

    日本の地形は興味深い。自然が作り出した芸術と言ってもいい。地理環境学の専門家が風景写真を多数使用して説明している。



    日本列島周辺は、あのヒマラヤ山脈を上回る起伏の大きさだった。日本列島周辺で一番低い地点は、東京から250キロメートル南の伊豆・小笠原海溝と相模トラフの出会うあたりだ。そこは三重会合点と呼ばれている。




    その水深は9000メートルにも及び、この一体は坂東深海盆と呼ばれている。富士山頂から坂東深海盆の標高差は、13000メートルを超えている。あのエベレストは内陸にあるので、標高差は最大でも約8850メートル以下になる。




    深海から測れば、標高差が大きくなるからなあ。

    0
    2021年10月30日
  • 日本列島の「でこぼこ」風景を読む

    Posted by ブクログ

    <目次>
    第1章  高い空から眺める日本列島のかたち
    第2章  日本の風景はどのようにしてできたのか
    第3章  山々の風景を眺める
    第4章  火山がつくる日本のでこぼこと風景
    第5章  谷を流れ凹地を満たす水がつくりだした風景
    第6章  海岸の風景~海と陸の境目に注目してみると

    <内容>
    自然地理の教科書的。まあ、教科書よりもわかりやすいが…。地図や写真も豊富で、日本列島のつくりや現在の風景の元を考えるのには最適化も。

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    2021年07月08日

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