作品一覧

  • 【がん・難病】を治す仕組み ミトコンドリアと水素イオンで病気フリーの社会を作る
    -
    1巻2,420円 (税込)
    ステージIV転移には【ボス=女王蜂】がいた?! 1糖尿病 2がん 3アルツハイマー(痴呆) 4不妊―― これらの4大疾患はすべてはミトコンドリアの機能不全、数が減ることが原因であるとわかった! 末期がんから生還した白川太郎博士の珠玉のメソッドを完全公開する本!! ・医師として多くのがん患者を救ってきた白川博士が、自らステージIVになってしまった!その時、博士が選んだ治療法とは? ・がん細胞には【ボス=女王蜂】がいたのだ。働き蜂をいくら退治しても転移は止まらない――女王蜂を退治する禁断のがん消滅法がここに明かされる! ・がん細胞はミトコンドリアが発するアポトーシス(自殺)の信号をブロックしてしまう。その機能を解除するのは「ヨウ素」。つまり女王バチを殺す秘訣は「ヨウ素」にある! ・世界中に出回っているヨウ素は全て日本製。日本がヨウ素の輸出をとめたら生きていけない国民が世界中にたくさんいる。海から遠く離れた中央アジアの国はみんな甲状腺腫です。海藻を食べられないからです。世界中に配っているミネラルウォーターには、実はヨウ素が入れてある! ・全ての病気の原因はミトコンドリアの機能が下がること――ミトコンドリアの機能アップのメカニズムも詳述! 「抗がん剤側にいても、私はたくさんの人をあの世へ送ったし、こちら側に来ても、やっぱりたくさんの人をあの世へ送ってしまった。その自覚は十分あります。がんが完全に治る方法を確立するまでは、この仕事はやめられないというのが私の本心です」(白川太郎) 「ミトコンドリアの数と機能をふやすことは、病気の最大の予防法であると確信しました。水素が供給する電子がミトコンドリアを活性化します。ここが重要です。水素分子ではダメなのです。水素原子にならないといけない。理由は簡単です。電子がミトコンドリアの回路を回すイニシエーターとして重要な役割を果たすからです」(白川太郎)

    試し読み

    フォロー
  • 中世ヨーロッパ
    3.7
    1巻2,816円 (税込)
    中世は「暗黒の」千年紀、文化と文明が壊滅的に失われた停滞期だったのか? 11の通念をとりあげ、中世の歴史的実像を提示する。

ユーザーレビュー

  • 中世ヨーロッパ

    Posted by ブクログ

    ファクトとフィクションという副題どおり、中世ヨーロッパに関して広まっているフィクションを取り上げ、何がファクトだったのかについて紹介する。いかにフィクションは生まれたか、実際はどうだったのか? と順を追って解説されている。フィクションを生み出した叙述やフィクションが形成されるために恣意的に使われた史料、そして、ファクトを示す史料も取り上げられていて目から鱗である。訳者による筆者の著述に対する疑問や訂正が入っている箇所もあり、面白い。中世ヨーロッパを知るのに必読の一冊。

    0
    2021年06月01日
  • 中世ヨーロッパ

    Posted by ブクログ

    「中世は暗黒時代だった」、「中世の人々は地球は平らだと思っていた」、「中世の人々は魔女を信じ、火あぶりにした」など、中世ヨーロッパに関する11の通俗的見解について、一次史料をふんだんに引用して、そのフィクション性を明らかにする。11のフィクションを取り上げた各章は全て、①フィクションの概要(人々が起きたと思っていること)、②フィクションの成立過程(物語はいかに一般に流布したか)、③フィクションの基となった一次史料、④実際に起きたこと、⑤実際に起きたことを支持する一次史料という構成となっている。
    通俗的見解を糾弾する論じ方がちょっと大仰すぎる気はしたが、歴史学における史料批判を追体験でき、知的面

    0
    2023年01月28日
  • 中世ヨーロッパ

    Posted by ブクログ

    歴史は必ずしも事実が定説になるとは限らない。中世ヨーロッパもそうだ。




    見ていくといろいろな思い込みで事実と虚構が入り混じっている。今回の本ではその点について知ることができる。





    コロナウイルスが発生してから今まで、どこかで一度は見聞きしたことあるのは、ペスト医師のマスクだ。




    まるで鳥のくちばしに見えるマスクをした医師で、ペストが流行したヨーロッパの状況を表すとされてきた。




    ところが、ペストの流行は中世の間ずっとではなく、はじめと終わりの時期だった。しかも、ペスト医師の偽物ではない図像が現れるのは、17世紀以降になる。





    あの姿は絵になるので、人々の話題に

    0
    2022年01月26日
  • 中世ヨーロッパ

    Posted by ブクログ

    中世は長い時代で、その一時期にしかなかったようなことなどが誇張されて膾炙していることがある。そのようなことについて反駁を加える書である。
    流布していること、そのことについての資料からの引用、実際のこと、資料の引用のパターンで書かれている。
    引用部分が大変長かった。

    0
    2023年09月07日
  • 中世ヨーロッパ

    Posted by ブクログ

    中世は暗黒時代の思い込みはウソという惹句が良く、前評判も高かった。悪くはなかったが、期待ほどではなかったというのが、正直なところ。
    中世の人は地球は平らだと思っていた、魔女を火炙りにしていた、などの言説が、後世に意図的あるいは無知によって作られたことを、中世の一次資料を元に示す。だが、中世がどのようではなかったかを示しても、どのようであったかを示しているとは言えない。
    例えば、農民は不潔で風呂に入っていなかったという迷信に対して、ヒポクラテス学派の入浴の健康に対する効能書、バースやポッツオーリの公衆浴場、デューラーの浴場の版画を反例に上げている。しかし、「入浴は、多くの病に効果を発揮する。ただ

    0
    2021年08月29日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!