ホープ・ヤーレンの作品一覧
「ホープ・ヤーレン」の「地球を滅ぼす炭酸飲料」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ホープ・ヤーレン」の「地球を滅ぼす炭酸飲料」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
この本を読もうと思ったきっかけは、ワシントン・インディペンデント・レビュー・ブックスの「もしも環境の現状について誰もが読むべき本を一冊選ぶとすれば、それは本書だ」という推奨文だった。しかも「感情に流されず、ユーモアを交えたわかりやすい文章で、気候変動について説明する偉業」とまで書かれている。こんな風に言われたら、思わず期待してしまうではないか。実際、環境に関する書籍の多くは、数字やデータの満載と専門用語の多用が読書意欲のブレーキになることが多い。ノルウェー科学文学アカデミーのメンバーである筆者ホープ・ヤーレンは、自らの幼少期の思い出と温暖化が進んだ現代の違いを、ワールドワイドなデータを駆使しな
Posted by ブクログ
「気候変動への、私たちのこれから」
殺人事件の犠牲者は世界で年間50万人、戦争による死者は5万人、
自殺者は80万人、うちアメリカは5万人。
病死は毎年人口75億の1%だが、50年前に比べ、貧困国の死亡率は半減した。
200年前は都会に住む人は3%、今は半数。80年後、世界人口は100億人になる。
肉の生産量3億トン
50年前の3倍、50年前より少ない個体から。
10億トンの穀物を人が食べるが、同じ量を家畜が食べ、1億トンの肉が手に入る。
魚の半数が養殖
1ポンド(450g)のサーモンを育てるには3ポンドの魚肉、
そのために15ポンドの魚採餌。
魚3000トンまでは食物連鎖は崩
Posted by ブクログ
1.なぜ炭酸飲料が地球を滅ぼすのか気になったので読みました。
2.効率がよくなり、自然の消費量が減るかと思いきや、事実は異なりました。増える人口に対応せねばとばかりに過剰な生産、大量廃棄が当たり前になって世界の実情を取り上げています。私たちは生活してるだけで環境に害を与えております。また、綺麗なモノを求める欲求が強まったことや過剰な糖分摂取によって地球とともに自分の身体も破壊しております。このことについて警鐘を鳴らし、自身で見つめ直すきっかけを与えてくれる一冊となってます。
3.炭酸飲料を作る過程で多くの二酸化炭素を排出するとともに、人間の体に悪影響だけを及ぼします。だから、炭酸飲料が地球
Posted by ブクログ
和文タイトルが飛躍している。一般的に環境問題に関わる生産活動や行動について分かりやすく紹介※原題が「The Story of More」
【感想】
炭酸飲料を悪者にしている本ではない。人口増加、食糧生産システム、化石燃料によるエネルギー利用がいかに環境に影響を与え、深刻な影響を及ぼしているかを語っている本。対象読者としては環境問題への初学者。「環境問題って何?」「何が環境にとって悪いことなの?」というような、環境問題へ関心が高まり始めた人には興味深く読めるだろう。翻訳も結構いいし、ウィットにも富んでいる。
ただ、大学で環境経済学を専攻した私にとっては、既知の内容が多かった。このような環境