作品一覧

ユーザーレビュー

  • ハザードランプを探して 黙殺されるコロナ禍の闇を追う

    Posted by ブクログ

    《ホームレス、明日は我が身》
     ホームレス支援の書籍は、著者が支援者のものが多く、それらはとても生々しい。この書籍はジャーナリストの藤田さんが支援者に同行して書かれたものである。同行していただけではなく「一緒に手を汚し汗を流す」場面は少なくなかった。だから支援者が感じる怒り、切なさ、悔しさに共感している。そして少しだけ後ろから見て感じたことを冷静に取り上げている。
     ケースワーカーは「悪」と取り上げられることが少なくないが、人員が不足している、多くの人が行きたがらない部署である、前線にいるのは非正規雇用のワーキングプアであることを冷静に見ている。現場だけが悪いわけでなく『政治』に大問題があるの

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    2021年09月20日
  • 大学生が伝えたい 非正規公務員の真実――現場から見る課題と未来

    Posted by ブクログ

    自分が当事者だからこそわかる部分と、いやそうでもないなあと思う部分とどちらもある。
    専門職であるのに、その部分は待遇として全く評価されていないように見えてしまうのは、「効率よく」専門知を利用したい行政機関の思惑があるからか。
    最近は、福祉職を正規職員として採らなければいけないという意識が自治体にも出てきているようで、実際そういう動きもあるけれど、根本的な変化には至っていないのが現実。
    大学のゼミ生が取材してまとめ上げた結果を書籍にしたものだということだが、コンパクトながら、非正規雇用という制度の問題を鋭くついた名著では。
    問題意識を持ってくれる人が1人でも増え、社会の考え方も変わっていくよう願

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    2025年06月27日
  • 大学生が伝えたい 非正規公務員の真実――現場から見る課題と未来

    Posted by ブクログ

    上林ゼミナールの学生が、非正規公務員を取材し、記事をまとめる手法により執筆された論集。
    児童相談所職員やハローワーク職員等に取材している。非正規公務員に関して知らないことが多く、勉強になった。雇用において正規、非正規について考えるきっかけになった。

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    2025年10月28日

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