ジュード・デヴローの作品一覧

「ジュード・デヴロー」の「時のかなたの恋人」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 時のかなたの恋人

    時のかなたの恋人

    小説・文芸

    4.5
    1巻990円 (税込)
    All About Romanceが選ぶベスト・ロマンス5度選出、「ロマンス小説史上ベスト100」40位選出! タイムトラベル・ロマンスの金字塔! すべての女性が思い描く夢そのものだ。/シカゴ・デイリー・ヘラルド 恋人とのイギリス旅行中、喧嘩して身一つで置き去りにされたダグレス。十六世紀を生きた伯爵ニコラス・スタフォードの墓の前で泣いていると鎧をまとった男が現れ、ニコラス本人だと名乗った。いかれたコスプレイヤーにも思えたが、ホテル代すらないダグレスは、仕方なく男と行動をともにする。だが実は三日後に処刑されるはずで、現代にも「謀反人」として名の伝わるニコラスに同情を感じはじめた彼女は、その無実を証明するため、奮闘しはじめる――時を超えて愛し合う恋人たちを描く永遠の名作! 原題:A Knight in Shining Armor

ユーザーレビュー

  • 時のかなたの恋人

    Posted by ブクログ

    ほんとに途方もない出会いと別れだった。
    ダグレスが本来あるべきだったであろう成長をしていく姿とニコラスとの愛に最後はぼろぼろ泣きながら読んでた。

    真相を求めていたのにそんな判明になるの?!からの後半、16世紀に行ってからの方が面白かったな。
    ニコラスとの時間を重ねたダグレスがこれからどう生きていくか、で終わっても文句は言えないなあと思ってたのであの終わり方は個人的にはマジでありがとう!!でした。

    本の分厚さにいざ!と意気込んで読み始めたものの、蓋を開ければめちゃくちゃスラスラ読めたので全然長く感じなかったなー。むしろもっと下さい!!みたいな。いやーー楽しかった!!

    0
    2026年02月03日
  • 時のかなたの恋人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    素晴らしかった。
    読んでよかったなあ、と思える本に会えるのは幸せ。

    ロバート親子とのパートはきついし、ニコラスはダグレスを「他の女たちのように欲がない」的評価してたけど、結婚相手をすごい求めてるし。2人のことをそれほど好きになれなくて読み終わったら読み返すことはなさそう、て思ってた。

    が。ダグレスが中世にトリップしてから心を掴まれて止まらなくなり、2人の絆、最後の細密画の裏から伝わるニコラスの愛に泣いてしまった。

    前半のダグレスは生きづらい自身を好きになれてないし、ニコラスも死を前にもがいていて、読んでる自分にそのままその感情が来てたんだと思う。一緒にその人生を生きて、しんどかった。

    後半、行動力を持って自分が何を大切にするかに向き合ってから、2人のことを好きになった。

    ロマンス小説はこれが二冊目で、朝チュンの「わたしの黒い騎士」から入っていったから、Hotって言われるシーンに最初面食らった。偏見なんだけど、ロマンス小説だからそういうお楽しみシーン入れましたよ、みたいな感じなのかなって。

    でも、違う!通して読むと、この物語と2人にとって体が交わることの持つ意味の大きさが分かってすご!!物語の完成度高!!ってなった。
    この厚さでもあっという間に読めてしまう。
    作者さんの他作品もぜひ読みたいし、勿論この作品も何度も読み返す!!



    0
    2025年09月22日
  • 時のかなたの恋人

    Posted by ブクログ

    タイムスリップロマンス。

    最初はいいように扱われっぱなしのダグレスにはイライラしてしまうけど物語での彼女の気付きと成長する姿が良い◎
    真相を突き止めるところとか、悪事を阻止するために奮闘するところとかドキドキ感もあって凄く面白かったー!
    翻訳が読みやすくて分厚い割にスラスラと読めた。

    0
    2025年07月06日
  • 時のかなたの恋人

    Posted by ブクログ

    本が手元に届いた時、本の厚さ、ページの多さに読み切れるか心配になったが、その心配は杞憂に終わりました!
    読み始めたら止まらず、仕事帰りの電車で読んでいた時は、夢中になりすぎて乗り過ごしていましたw
    活字の本から、バラや紅茶の香りを感じられる様な気がしてならない程に世界観に没入できた。
    読み終わりも最高でした!
    ダグラスが流した涙の分、彼女はこれから幸せになれるのね、きっと!!
    2人の愛が永遠でありますよに…!と願わずには、いられない程素敵な作品でした!

    0
    2025年06月11日
  • 時のかなたの恋人

    Posted by ブクログ

    恋人との旅行中、喧嘩して身一つで置き去りにされたダグレスの前に鎧の男が現れ……。タイムスリップ・ロマンス。

    調べると1995年に新潮文庫から出ている本作。本書は2020年に二見文庫から出た新訳版。770ページを超える長編である。評判が良いようなので、ロマンス小説という馴染みのないジャンルだが手を出してみたら、大正解!

    男性との関係に常に問題を抱えつつ、何度も失恋を繰り返しながら、異性を求めることがやめられない女性主人公ダグレス。彼女の内面世界がくどくどと語られるのには当初面食らった。やや古い小説のため、価値観など時代性を感じるし、男性にとっては共感できないところも多い。ただ、心理状態がつかみやすい文体なので、若い女性に恋愛相談を受けて愚痴を聞いているような気持ちで読んでいくことができた。

    ダグレスの心の闇を描きながら、タイムスリップという設定を用いて、ミステリーのオールタイムベスト「時の娘」のような歴史ミステリー的展開を広げていく。いやむしろ、児童文学の名作「時の旅人」(アリソン・アトリー)を大人向けのロマンス小説にしたという感じだろうか。扱っている題材もエリザベス女王とメアリー・スチュアートの時代であり、とにかく色々と既視感のある設定が目立つところだ。しかし、SF、歴史ミステリー、ロマンスと、いくつもの要素のブレンドぐあいが良く、16世紀からタイムスリップしてきたニコラスとの、恋愛ものにありがちなすれ違いを越えて徐々に関係を深めていくという流れは、ベタではありつつも感動できると思う。

    さらに本作はアルコール依存症をテーマにしていると著者あとがきに書かれてあり意外に思った。深読みするとなるほど、そういうことなのかとなるので、これから読む人はその辺に留意しておくとよいかもしれない。

    本作が面白くなるのは後半から。ネタバレを避けたいのでこれ以上は書かないが、前半の、ダグレスの長々とした愚痴に辟易したり、ニコラスとのトラブルにうんざりしてしまった人も、後半以降のスリルある展開、結末の大転換にたどり着いてほしい。すべての伏線が回収されるカタルシスは最高に読み応えがあるものだ。途中ダレるところもあるが、ラストの一文ですべて救われる。この終わり方は好き。これは最高の恋愛小説じゃないか!

    0
    2023年12月17日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET