ハンナ・ティンティの作品一覧

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ユーザーレビュー

  • 父を撃った12の銃弾 下
    ハンナ・ティンティ初読。ずっと読みたかった作品。文庫化を待った甲斐があった!

    物語は娘ルーの成長が描かれる現在の章と、父ホーリーが初めて撃たれた時から現在に至るまでの章の二つが交互に語られる。
    ルーの章は、ティーンならではの苦悩、恋愛が描かれ、所謂ヤングアダルト小説のよう。
    一方ホーリーの章は、ど...続きを読む
  • 父を撃った12の銃弾 下
    同系統の「ザリガニの鳴くところ」に引けを取らない傑作。何と言っても父の過去が描かれる、連作短編のような12の「銃弾」の章が秀逸。特に「#7、8、9」以降のエピソードは劇的で心揺さぶられた。最後「銃弾#12」で娘視点の現在パートと繋がる構成も見事。アメリカの大自然と相まって印象的なシーンがたくさんあり...続きを読む
  • 父を撃った12の銃弾 下
    ルーの両親が共に生き抜いた歴史が語られ、母の死の謎が明かされる。
    父の身体に刻まれた傷痕の因縁が、父娘に迫る。
    ホーリーは、亡くなった妻への思い。ホーリーの娘を大切にする気持ちとルーの父親に対する思い。銃弾がそれらの思いを明らかにする。
    アメリカらしい家族の絆の物語になっている。
    しかし個人的には、...続きを読む
  • 父を撃った12の銃弾 上
    アメリカ北東部マサチューセッツ州ボストン北部の海辺の町に戻った父娘。
    定住しようと、妻の郷里に娘を連れて戻った。
    初めての定住地で苦闘する娘の姿と父親の身体に残る銃創が物語る過去が交互に語られる。
  • 父を撃った12の銃弾 上
    アメリカの雄大な自然をバックに描かれる父娘の絆、それぞれの青春。「ザリガニの鳴くところ」に似た雰囲気を纏ったクライム・サスペンスで、交互に語られる父の暗い過去と娘視点の現在、スリリングな展開は読み応え十分。翻訳特有の読みづらさは多少あるけれど、許容範囲内。親子の運命、母の死の真相や如何に。即下巻へ。

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