ハンナ・ティンティの作品一覧
「ハンナ・ティンティ」の「父を撃った12の銃弾」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ハンナ・ティンティ」の「父を撃った12の銃弾」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ハンナ・ティンティ初読。ずっと読みたかった作品。文庫化を待った甲斐があった!
物語は娘ルーの成長が描かれる現在の章と、父ホーリーが初めて撃たれた時から現在に至るまでの章の二つが交互に語られる。
ルーの章は、ティーンならではの苦悩、恋愛が描かれ、所謂ヤングアダルト小説のよう。
一方ホーリーの章は、どこかで手を引いて真面目に暮らしたいと思いつつも、ついついヤバイ仕事に手を染めてしまう、ハードボイルド風小説を味わうことができる。
どちらの章も良いが、特にホーリーの章は一つ一つの完成度が高い。そして毎回、痛い目にあう笑
出版された時期的に「ザリガニの鳴くところ」と比較されそうだが、「ザリガニ・・・
Posted by ブクログ
原題 THE TWELVE LIVES OF SAMUEL HAWLEY
Life can only be understood backwards,
人生は後ろ向きにしか理解できないが、
過去の回想と現在進行形の物語が紡ぎ出す、未来。最終章でルーが撃ち上げる先に待ち受けるものはなんなのか。明るく、または暗く、あるいはぼんやりと、読み手の立ち位置によって違ってくると思います。いずれにせよ、ホーリーは解放されるんじゃないかなぁ。ルーはもう大丈夫。
前を向いてしか生きられない、のです。
but it must be lived forwards.
-Søren Kierkegaard