マルク・ロジェの作品一覧
「マルク・ロジェ」の「グレゴワールと老書店主」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「マルク・ロジェ」の「グレゴワールと老書店主」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
Posted by ブクログ
『人を惹きつける朗読力・本のソムリエと共に…』
元書店主で老人ホームに入居中のムッシュー・ピキエと、ホームに勤める若者グレゴワールは、本と朗読を通じて交流を深めていく。老人の読書案内、チャレンジしてみようかな…
・サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』
・モーパッサン『装い』『トワーヌ』『ベロム師の獣』『売りもの』『メゾン・テリエ』『脂肪の塊』
・ナジャ『青い犬』
・ユゴー『徒刑場を訪ねて』
・アレッサンドロ・バリッコ『海の上のピアニスト』
・ルイ・アラゴン『イレーヌのコン』
・ギョーム・アポリネール『一万一千本の鞭』
・ベルナール・ノエル『聖餐城』
・モーリス・ジュヌヴォワ『十四年の人々』
・ジャン・ジュネ『薔薇の奇跡』
・ジョージ・R・R・マーティン『七王国の玉座』
Posted by ブクログ
本とは縁のなかったグレゴワールが、老人施設でムッシュー・ピキエと出会い、本とも出会っていく。
ムッシュー・ピキエのための朗読会は、広がりたくさんの人々に喜びを与え、何よりもグレゴワールが変わっていく。
人生を重ねた人がそれまでの得たものを若い人に手渡していく、そんな繋がりが好きだ。
ムッシュー・ピキエが聖人君子ではないのがまたいい。一人の人間のありのままの姿を見せるからこそ、グレゴワールと友情が芽生えたのだろう。
ムッシュー・ピキエの最後の願いを叶えるためグレゴワールは、フォントヴロー修道院までの旅をする。
そこには、王妃アリエノールが両手に開いた本を持った永眠の姿勢が刻まれている。
それは、本を愛する者であれば願う永遠の姿だ。
本から得るもの、本を通して繋がること、本と共に成長すること、本好きに喜びを与えてくれる良い話だった。
そんな好きな本もいつか読めなくなるのだろう。その時、グレゴワールのような人が身近にいたら、朗読会が身近にあったらいいな。
ラストがなんとも素敵!