太田寛行の作品一覧
「太田寛行」の「現場が動きだす大学教育のマネジメントとは ― 茨城大学「教育の質保証」システム構築の物語」「農学が世界を救う! 食料・生命・環境をめぐる科学の挑戦」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「太田寛行」の「現場が動きだす大学教育のマネジメントとは ― 茨城大学「教育の質保証」システム構築の物語」「農学が世界を救う! 食料・生命・環境をめぐる科学の挑戦」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
これまでの人生で全然触れていない農学への関心を高めるべく本書を購入しました。本書は、数人の農学研究者が面白いと感じる部分を説明して農学の面白さを紹介する読みやすい入門書です。
本書の良い点は、各研究者が実際に興味を持っている部分を思い思いに(実際は細かく調整しているのでしょうけれど)語っており、面白さが率直に伝わってくる点です。良い意味で足並みが揃っておらず、農学の幅広さが自然と理解されます。扱っている題材も基本的には生活の延長で理解できるため、実学としての農学の価値が感じられました。
強いて文句を挙げると、扱っている内容が限られているだけに参考文献とか読書案内のような紹介が付いていると
Posted by ブクログ
「農学」という、いまいち何をしているのかイメージの湧かない学問の全体像を解説してくれる新書。
「小さな大学」と形容されるほど幅の広い農学の輪郭を、①農業経済、②食糧科学、③生命科学、④環境科学の4つの側面から描き出す。
各章では、著者の研究の紹介も交えながら農学の各分野の方法論や問題意識が紹介されている。
具体的な研究内容については、特に生命科学あたりは文系の私にはやや難しかったものの、生物選択の理系高校生ならそれほど苦労なく読めそうな感じ。そして理論自体を理解できなくとも、各分野の農学の研究者が何を考え、何を目的とした研究をしているのかというイメージを形成するには充分な知見が得られたと思