ユーザーレビュー ベランダに手をふって 葉山エミ #ベランダに手をふって #葉山エミ #講談社 父親を亡くした小学5年生の輝。同じく父を亡くしている同じクラスの香帆。二人が母親や周りの人たちに助けられて前向きに生きていきます。 子どもの心って見えないけど、いろいろ考えて、優しく柔らかく育っていくんだな。きっと。そうであってほしい。 Posted by ブクログ ベランダに手をふって 葉山エミ こどもらしい、優しいお話だった。毎朝ベランダから手をふって見送ってくれるお母さんに対して、このくらいの時期なら恥ずかしがってひどいことを言いそうなものなのに、どう伝えようか一生懸命考えてるところが良い子。二人三脚の場面はウルっときてしまった。 Posted by ブクログ ベランダに手をふって 葉山エミ 小学5年生の煇、毎朝登校の時ベランダの母と手を振りあう。そして6年生になる時手を振りあうことから卒業する。それまでの気持ちの流れが 周りの大人たちに恵まれ友情を築き成長していく様子を丁寧に描いてあってよく分かる。 コスモスが無事咲きますように。 Posted by ブクログ ベランダに手をふって 葉山エミ ちゅうでん児童文学賞大賞受賞作品。 選者の斉藤洋さん、冨安陽子さん、鷲田清一さんのことばつき。 6歳のときに父親を病気で亡くした5年生の輝は、毎朝仏壇のお父さんに挨拶してから学校へ行く。そして、5階のベランダから手をふるお母さんに手をふりかえす。輝とお母さんのきまり。でも、それを見た同級生にから...続きを読むかわれる。 からかう男子にそれをとがめる女子。幸い輝はからかわれても周りの人が温かいせいか深刻に悩むことなく物語が展開していくが、実際はこんなふうにはいかないだろうなあと考えてしまう。 父親っ子だった私は、低学年の頃父の自転車の後ろに乗っていたときに見ず知らずの年上の男の子にからかわれたてから2度と乗りませんでしたから。 勧める対象も、ちょっと思いつきません。 Posted by ブクログ 葉山エミのレビューをもっと見る