久保田哲の一覧

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作品一覧

2018/12/14更新

ユーザーレビュー

  • 帝国議会―西洋の衝撃から誕生までの格闘
     帝国議会そのものは日本史の中においてマイナーな部類に入ると思う。どうしても伊藤博文といった人物や事件に目を奪われる。しかし、その伊藤博文をはじめとした幕末・明治期の人々の求め続けたものこそが「公儀」であり、その結晶こそが「帝国議会」。
     幕府老中・阿部正弘が広く諸大名に意見を求めた事が源流の一つだ...続きを読む
  • 帝国議会―西洋の衝撃から誕生までの格闘
    幕末維新期を席巻した「公議」という理念の延長線上にあるものとして帝国議会の開設史を描く。従来、在野の自由民権運動の側からの議会開設史が多かったが、本書の視点は、どちらかというと、明治政府の側である。公議所、集議院、左院、元老院といった「公議」を実現するための政府の模索を丁寧に振り返っている。
    ないも...続きを読む
  • 帝国議会―西洋の衝撃から誕生までの格闘
    「公儀公論」は、明治維新の理念の大きな柱の一つであり、また維新後の新政府においても五箇条の御誓文の第一条に「広く会議を興し、万機公論に決すべし」とある通り、議会開設は明治政府における一貫して推進すべき課題であった。
    しかし、実際に第一回帝国議会が召集されるには明治23年(1890年)まで待たねばなら...続きを読む
  • 帝国議会―西洋の衝撃から誕生までの格闘
    いうまでもなく、日本ではじめての国会である帝国議会。その成立についての研究は、戦前から数多く蓄積されてきた。ところが意外にも、帝国議会の成立史を学べる新書というのはなかった。これは、(著者も書いているが)長いあいだ歴史学の主な関心が自由民権運動にあって、帝国議会はその敗れ去ったあとの妥協的産物でしか...続きを読む
  • 帝国議会―西洋の衝撃から誕生までの格闘
    明治維新から20数年を経て、明治憲法発布、帝国議会誕生となるが、それまでの歴史は意外と知られていないように思う。ドイツ憲法を範にしたというが、伊藤博文たちがドイツに留学し、大家グナイストから講義を受けようとしたが、その無名の若手弟子モッセの講義を受け、伊藤はそれが不満だったという。そしてシュタインの...続きを読む