作品一覧

  • 世界の民族衣装図鑑
    3.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界69カ国の民族衣装を約500点の写真からビジュアルで楽しめる! 民族衣装が語る気候風土や民族の歴史と暮らし。その素材や技法も解説。 民族衣装はお祭りや結婚式など、とくべつな機会に着るものであると思われがちですが、そうではありません。 もともと気候や風土、暮らし方などによってその地域の人々の生活に適応する理にかなった形態が生じるとともに、 それが時代や社会状況、さらに異民族の影響などによって変化してきたものです。 民族衣装の形状や文様、素材などには、気候風土ばかりか、民族の歩んだ歴史、 暮らしぶりや思想、思考などが表れておりまさに「服は口ほどにものを言う」のです。 グローバル化によってさまざまなものが画一的になる中、民族衣装は世界には多様な価値観が存在することを教えてくれます。 衣服はただ人を覆うだけのものではなく、「装うこと」で何かを表したり、意味を込めたりする、それは現在の私たちも同じです。 本書では文化学園服飾博物館のコレクションの中から各国の民族衣装を紹介します。 私たちが毎日何気なく着る衣服について、意識を向けるきっかけとなれば幸いです。
  • 世界のビーズ図鑑
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界各地で古くから行われてきたビーズによる装飾。 世界の民族衣装で使われているものから、ヨーロッパの豪華なドレスなど、世界約40カ国のビーズを豊富な写真で紹介!! 人々はなぜビーズを身につけるのか、その意味や素材、交易ルートなども解説します。 ビーズを通して、世界の国々の多様な文化を感じることのできる1冊です。 【本書はじめにより】 ビーズは身近な装飾材料として親しまれ、現在も衣服や装身具などに幅広く用いられています。 ビーズによる装飾は古くから世界各地で行われてきましたが、それは単なる装飾にとどまりません。それを身に着けることで、民族や社会的立場といったアイデンティティーを表したり、また、より多くのビーズ や珍しいビーズを所持することで富や権力を象徴することもあります。さらには連なった玉に祈りを込める数珠など、精神世界とつながるための役割を果たすこともあります。 ビーズの素材は、身のまわりにある木や石など入手が たやすいものから、宝石のような自然界の貴重な鉱物、 ガラスやプラスチックといった合成素材など、地域や時代によってもさまざまです。また、ビーズの加工技術の 工夫や進歩は、多彩な表現を可能なものとしています。 本書では、主に文化学園服飾博物館の所蔵品の中から、 約40か国のビーズを紹介します。ビーズを通して、世界の国々の多様な文化を感じていただければ幸いです。

ユーザーレビュー

  • 世界のビーズ図鑑

    Posted by ブクログ

    身近な装飾材料であるビーズについて、約500点の写真により、
    その歴史と文化をを解き明かしてゆく。
    ・本書の読み方 ・はじめに
    第1章ビーズとは?  第2章 世界の民族とビーズ
    第3章 ファッションとビーズ
    第4章 もっと知りたいビーズの世界
    ・おわりに
    Columun多数、写真クレジット、参考文献有り。

    文化学園服飾博物館所蔵品の中から、約40か国のビーズと
    服飾品などを約500点の写真で紹介し、その歴史や文化を解説。
    旧石器時代から現代まで、世界各国で作られたビーズ。
    穴を開けて連ねるそれらは、細かいものから大きいものまで。
    スパングル(スパンコール)や銀貨、とんぼ玉もビーズの一種。

    0
    2024年06月19日
  • 世界の民族衣装図鑑

    Posted by ブクログ

    世界各地の民族衣装が多数取り上げられていて、見ていて本当に楽しい。気候風土や歴史的背景から、どうしてそのような衣装が着られるようになったのかというわかりやすい解説もあり、なるほどと納得すること多数。

    最近お裁縫を始めた私はエキゾチックなものやちょっと変わったデザインが大好きなので、今後何を作るか配色や柄合わせなどを考えるヒントにもなりそう。

    ただ、どの衣装も後ろ側がわからないので、なにかの資料として使うには不十分かな。

    0
    2022年03月28日
  • 世界の民族衣装図鑑

    Posted by ブクログ

    だいぶ駆け足でダイジェストな世界の民族衣装図鑑。

    ふわっと靡くイラクの長めの頭布は風を集めて首元を冷やすため。
    トルコのシャルワールはたっぷりのギャザーを寄せて身体と衣服の間に多くの空気を含ませ、暑い時は体熱を放出し寒い時は暖かい空気を留め防寒に。
    チマ・チョゴリや満州族の袍は騎馬に適している。
    ヨルダンのイルビット地方、ドレスの開口部(袖口や裾)にカラフルな線状の刺繍を入れ魔除けとしている。
    日本の庶民の仕事着にこぎん刺し!細やか。
    昭和のアールデコ調の薔薇の羽織がかわいい。今着ても素敵だと思う。
    漢民族の近代女性服素敵~。
    台湾はパイワン族の女性用衣装、20世紀のものだけど刺繍がめちゃく

    0
    2024年06月12日
  • 世界の民族衣装図鑑

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第一章 民族衣装の基本
    第二章 各国の民族衣装
    第三章 民族衣装で世界がわかる

    第一章

    暑さへの対処
    腰巻衣…二股パンツでない。歩く時に風が取り込まれる
    覆い包む形態…砂漠など極端な乾燥地帯。水分蒸発防ぐ
    ゆったりした形態…チュニックなど
    衣服の1部を解放…背中や腹部を解放。汗の蒸発促進
    風を集める被り物…イラクの頭巾は空気で首回りを冷やす

    寒さへの対処
    素材の工夫…雪を弾くために毛皮を外側に向ける
    体熱を逃しにくい…ポンチョ
    開口部を閉鎖…首のつく部分の隙間をしめたり二重に
    空気槽の保護…裏地への毛皮の使用

    一年の中で気温が違う
    日本…羽織を重ねたり、素材を変える衣替え
    チュニジア…

    0
    2021年09月21日

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