久保文明の作品一覧
「久保文明」の「アメリカ大統領選」「日米政変 菅政権発足、迫る大統領選」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「久保文明」の「アメリカ大統領選」「日米政変 菅政権発足、迫る大統領選」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ミクロとマクロの両視点からアメリカ大統領選を感じられる良書。
東大名誉教授の久保文明氏と『ルポ トランプ王国』の金成隆一氏の共著。とはいえ久保教授の担当部分は第1章1,2部と終章のみと限られ、金成氏の文章がメインとなる。
久保教授執筆部分の中では、政党政治の歴史についての記述がかなり興味深かった。アメリカの2大政党制は「決定的選挙」を契機に両党の力関係や支持者層を大きく変えてきたのだとか。
3代ジェファソンの当選によりリパブリカンが隆盛し、南部の対抗勢力は7代ジャクソンを旗頭として民主党を結成した。そして16代リンカンの当選で共和党の成立が決定づけられ、現在の2大政党制が完成した。25代マッ
Posted by ブクログ
「4年に一度、政治を変える」。帯にある惹句の通り、アメリカ大統領選挙ほど選挙による政治の変化を実感させるのはない。
特に昨年の大統領選はコロナ禍の中で、SNSでフェイクニュースが飛び交い現職の大統領が選挙の正当性に疑問符を投げかけるなど、あまりに異例な状況で行われたものとなっただけに、より注目が注がれた選挙となった。
日本人には複雑で馴染みが薄い米国の大統領制と大統領選挙の歴史をコンパクトに纏め、トランプを大統領に押し上げた16年の予備選から本選に到る現場を描き出した本書は、トランプ後も深刻な二極対立が続く可能性があるアメリカ政治を知ろうとする際にも入門書として役立つ一冊。
Posted by ブクログ
一章は、アメリカの大統領、選挙の概要やその歴史を振り返る。私たちにとって、最もなじみのある日本の首相や議員との関係、あるいは、行政との関係とは大きく異なる制度であることがよくわかる。
今まではただ単純に大統領がどうやって決まるのか、といったところしか知らなかったが、なった後も、仕事の進め方、といったところも解説してあって、興味深い、勉強になった。
二章、三章は、予備選挙、党員選挙から本番まで追いかけている。これまた日本との違いを感じた。議員が首相になるのではなく、一般人でも大統領を目指せる、といった仕組みだからこそ、選挙が他人事ではないのだろう。
これまでの著者の他のルポを踏まえて読むと、