佐柳信男の作品一覧

「佐柳信男」の「アレックスと私」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

ユーザーレビュー

  • アレックスと私

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    鳥好きだけでなく動物好きな人や動物と喋れたらな...と考えたことが少しでもある人にぜひ読んで欲しい
    アレックスと教授の研究が無ければ今でもきっと鳥類全体の研究はここまで進んでいないだろうし、鳥は頭が悪いという評価のままだったと思う。
    その常識を覆すために感情を隠して研究を続けてくれた教授には感謝しかない

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    2025年04月29日
  • アレックスと私

    Posted by ブクログ

    学界の偏見と定説に挑む、女性研究者の奮闘。頼りの相棒は、一羽のヨウム……面白くない訳がない。しかもノンフィクション。
    与えられた課題を楽々こなす姿に、しだいにアレックスの想像を超える知性が明らかに。想定を次々に覆される著者の驚きと発見を追体験できます。そうして愛した仲間との、別れの耐えがたい悲しみも。
    結びとなるのは、アレックスがもたらした自然観、新しい人間観。単なる研究報告の枠を超えて、アレックスの生涯を意味づけようとする真摯な筆致が感動を誘います。

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    2021年11月06日
  • アレックスと私

    Posted by ブクログ

    発達心理学、認知心理学、動物行動学、様々な視点から読めるお話で大変面白かった。また、他の側面では、女性研究者の生きていく難しさにも触れるし、もちろんヨウムの愛らしさ、賢さなども知れて、とにかく面白いの一言。
    人間至上主義の概念をとにかく否定し続け、あらゆる動物たちの可能性について考えさせられるとてもいい本。

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    2021年01月27日
  • アレックスと私

    Posted by ブクログ

    鳥類のコミュニケーショ能力と認知を研究するアイリーンと、天才と呼ばれたヨウム、アレックスの実話。

    アレックスの話というよりは、アイリーンの研究と研究人生がメインだったけれど、アイリーンの人生で、アレックスとの出会いがそれほど大きかったということでしょう。
    アレックスは天才と言われていたけれど、果たして彼は天才だったのか。ヨウム、鳥類はもともと認知能力を持っているのではないか。それを我々が知らないだけで。
    とりあえず「鳥頭」という悪口は成立しなくなりそう。小さい脳みそで、思考して、発語することができたのだもの。


    「イイコデネ。アイラブユー」「アシタ クル?」
    最後の言葉がどこまでも泣かせる

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    2021年03月06日
  • アレックスと私

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    オウムにどのくらいの知性があるのか?の研究に生涯を捧げてきたアメリカの研究者による著作.
    アレックスと名付けたヨウムと行なった研究により,ヨウムには5歳児程度の知能(ただしコミュニケーション能力は2歳児程度)があることが明らかになる.脳みその大きさは胡桃大なのに?脳に大脳皮質も無いように見えるのに?
    アメリカの研究者の厳しい環境については話には聞いているが,恐るべき競争社会だ.アレックスとテレビにも出演し,日本であればどっかの私学がホイホイとポストを用意してくれそうなものだが・・・
    アレックス(や他のヨウム)との心温まるエピソードが綴られ,思わず吹き出してしまうエピソードも多いが,作者の研究に

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    2020年12月29日

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