栗野宏文の作品一覧
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ユーザーレビュー
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栗野さんのスタイルがかっこいい
"動機が純粋なものに人は賛同してくれる"
など共感できる言葉が多かった!
Posted by ブクログ
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昨年読んだ「アパレル興亡」で感じるところが多く、最近ではUNIQLOがライフウェアと打ち出していたり、ミニマリズムやダイバーシティなどの流れも気になり読んでみた。
なんとなく漠然として高尚な内容と思いきや、時流の読み方はもちろん、老舗のブランディングやデザイナーとは違うプロデューサーとしての考え方
...続きを読むなど、ファッションに関わる人としての物事の考え方はビジネス書としても参考になる。50歳に向けて何か自分ならではの仕事を昇華させたい40歳くらいにちょうどいいと感じた。
最近はアートを仕事に生かして教養にしようという本も多いが、そういう本を読んでも何か足りない、そんな人には特におすすめ。
ファッションはブランドをなんとなく知っている、くらいの知識でも面白く読めた。
ある程度キャリアを積んだ人向けの自己啓発書と感じた。
Posted by ブクログ
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2020年から2021年にかけて。
仕事と向き合う新たな視点を手に入れた感じがする。具体的に。
政治、社会、人。よい仕事がしたければ、これらは無視できないし、無視してるうちは何にも見つからないと思った。今まではこの視点がまったくなかった。
内に内に向いていた矢印を、内と外に。
お気に入りの一冊。
Posted by ブクログ
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ファストファッションの台頭、ラグジュアリーの衰退、等身大の自分をアピールし、共感の賞賛の輪がスコア化される現代において、これまでの流行はなくなった。そしてパンデミック。体感することに価値を見出すことへの加速がされるなかで、ファッションはどこへ向かうのか。
ただ。著者は、ファッションはどこへ向かうの
...続きを読むか、というよりも、消費者のより良い選択をサポートするためにファッションはどうあるべきか、と考えているように感じる。問題解決の一手段としてのファッション、消費者の生き方を支援するためのファッション、そういう感じ。
自らアフリカまで足を伸ばし、年中ヨーロッパで企画し、人を紐付け、日本に新ブランドをつくり、店頭に立つ。本や新聞で勉強。ツイードのセットアップにニューバランス。母からもらった50年?もののエルメスのスカーフを大事に使う。
クリエイティブディレクターという肩書きだが、プロデューサーでありエディトリアルであるなあ。
自ら体験し、世界のあれこれと自分の行動を紐付けで考える(ちょいちょい日本政府への批判や環境問題への提言、貧困やジェンダーなどの問題が覗く)スタイル。ビジネスマンよりもその辺りは自由な感じも含め、かっこよい。良本だった。
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社会潮流を呼むことがファッションの醍醐味。トレンドを作る人は最初に長いスカート(誰も始めてない一手)を出す。コムデギャルソンの川久保玲のように。
TheBeatlesは最初はyouandIだったのがweになり、おしゃれ自己主張グループから時代や世界を歌うトレンドメイカー側になった。
川久保玲は毎朝新聞を読むのが日課。戦略的にパリの一等地にオフィスを置く。ただ奇抜を狙うのではない、この距離感の理解力がトレンドを作る人には必要。そうでなければ、ストリートスナップが流行った時に、ただ写真に撮られたくて集まった若者と変わらない。(著者の栗野も、ファッションはカルチャーだと言いつつ、ファッションはビジネスだとも言い切る。途中のアフリカとのコラボ企画の話も、チャリティではなく仕事であるという価値観があるから踏み込めた、とも語る)
客観的な編集、はあり得ない。絶対に編集者の意図が入るから。であるならばこそなおさら、伝えたいこと、起こしたい方向、を決めて、そこに落とし込むことに熱を込める。どちらにも肩入れしない書き方、に肩入れするぐらいの、割り切りと熱量を込めること。
モードとは「誰もが理解できる記号」が語源。流行と訳すのが妥当。そしてモードは終焉し、ダイバーシティとなる。
自己批判は良いが自己否定は良くない。自己肯定を軸に持つこと。求められてるからするのでもなく、自分の中でそれを大事と認めているからする(それをやることが良いと考えていることが大事)。
変えるべきでないものを変えないために、変わり続ける。逆説的。
Posted by ブクログ
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ユナイテッドアローズ立ち上げからかかわっている筆者のファッション論。
ファッションを社会潮流を読むことが大事というのはよく分かる。
日本ファッションはなぜ面白いのか
・日本には、西洋のような階級社会がない
・日本のファッションにはセダクション=性的誘惑性がない」
→ファッションとは創造性と真摯なモ
...続きを読むノづくりで成立し得る自由なものだということを証明した
日本において、日本人がラグジュアリーと感じるものは、ぱっと見て華美やゴージャスものではなく、完成度の高いものだから、ということです。
Posted by ブクログ
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