国際協力や援助に係る様々な論点が、浅く広く紹介されている、教養学部のオムニバス講義のような一冊。
入口としてはよいし、JETROアジア研をはじめとする執筆陣の意欲を感じた。
<メモ>
- 環境問題、共通だが差異のある責任
- 開発援助、贈与・融資・技術協力、借り入れは計画的に
- 貧困の罠(貧しい
...続きを読むから教育・投資できない→貧しいまま)、マイクロファイナンス
- 技術とは一定の資源から大きな成果、先進国で開発されたものより優れた「適正技術」(100ドルパソコン)
- IT、携帯電話→情報入手コストダウン→価格安定・生産効率UP・コストdown
- イノベ、産業集積、産業クラスター理論と空間経済学
- グローバリゼーション、価値観のグローバル化と市場(経済)のグローバル化★後者は手放しで喜ばれるべき?
- 医療従事者を途上国から先進国に引き抜くことは犯罪?(技術供与もできるし送金もできるし志望者増で結果的に途上国にも従事者が増えるのでOK?)★インフラ輸出はいいのか?