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  • プロガイドの新提案 バテない登山技術
    4.5
    自分の体と歩行に関する新しい知識を身につけて、苦手を解消すればもう山でバテない! 楽に歩ける呼吸のしかた、筋肉の負担を減らす歩き方、安定して下山するための秘訣、足の痛みを防ぐ靴の履き方、 山小屋で快眠するコツなどなど、バテないための極意をプロの登山ガイドが教えます。 ■内容 まえがき 登山についてなぜ学ばなければならないのか? 第1章 「自分を知る」ことから登山は始まる 自分の能力を把握することが「バテない登山」につながります 自分の知らないことも見つめてみる/動画を撮影して歩き癖を可視化する/コースタイム倍率を計算してみる/自分自身の実力を正確に把握する 第2章 疲労を軽くする呼吸法  「呼吸の質」を高めれば疲労を軽減させることができます 心肺・循環機能は成人してからでも向上可能/効率よく酸素を取り込む呼吸法/休憩を少なめにして自分の歩行ペースを保つ  コラム 鼻呼吸がうまくできない人へのアドバイス 第3章 重心移動をコントロールして歩くコツ  効率よく歩くためには重心移動が重要なポイントになります 重心移動を意識することが大切/足の3つの軸を回転させるロッカー・ファンクション/登りではアンクル・ロッカーを活用 下山の際はすべてのロッカーを制限/山道を歩く際に欠かせない股関節伸展能力/身体重心の動きには上半身の姿勢も大きく影響します 骨盤の傾き具合を確認してみる/姿勢を変えるだけで下山が楽になる 第4章 疲れずに歩ける靴の選び方と履き方  自分と相性のよい登山靴を選ぶことが最も大切です 目的と自分の脚力に応じてカットの高さを選ぶ/購入の際は専門店でフィッティングを/靴紐を適切に締めることは最重要の登山技術です 登りは靴紐をゆるめに、下りはきつめに/履く靴に合わせて靴下を変える/マメや靴擦れなどの対処法について覚えておきましょう 違和感を覚えたらすぐに適切な対処を/外反母趾などで指が靴に当たる人は? 第5章 飲む、食べる、出す 効率よく水分を補給するようにしてください 足りていると思っても積極的に水分補給を/体調不良の原因になる「脱水」にご用心/行動中に水分補給をしやすくするための工夫 食べるものや食べ方にも秘訣があります/シチュエーションごとに適切な食事を/補給するだけではなく「出す」ことも欠かせません 野外トイレの場所選びと作法/お腹を冷やさない対策も必要不可欠 第6章 山で快眠する秘訣  熟睡するためには体をリラックスさせることが重要です 水分補給とストレッチで疲労物質を排出/就寝前に入眠を促すルーティーン/どうしても眠れないときの工夫 第7章 歩行を左右する登山ウェア  バテないためにはウェア選びも大事な要素です ベースレイヤーは汗冷えを防ぐことを重視/さまざまな選択肢があるミドルレイヤー/レインウェアをアウターレイヤーに活用 万が一のときにも役立つダウンなどの防寒着/着替えや防寒着を減らして荷物を軽くしましょう/着替えを見直して荷物を軽量化 第8章 ストレッチとトレーニングで体力維持  ストレッチを習慣化して関節の柔軟性を高めましょう おすすめはスタティック・ストレッチ/バテないためには日々のトレーニングも必要不可欠です/登山のトレーニングにはスロージョギングが理想的 筋持久力を鍛えるために必要なトレーニング/日常生活で温度変化への対応力を増強  コラム 登山前の準備運動にはダイナミック・ストレッチを あとがき
  • 膝を痛めない、疲れない Q&Aでわかる山の快適歩行術
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「膝が痛くならないように歩くためにはどうすればいい?」 「どうしたら山をうまく歩けるの?」 500人以上の登山者に向けて実践講習会を開催し、 歩き方の悩みを解決してきた著者が編み出した極意。 もともと運動神経や体力には自信がなかった著者が、 登山ガイドを続けていく中でその弱点を克服するために作り上げた「歩き方」を理論的に紹介。 ヤマケイオンラインの好評だった連載「理論がわかれば山の歩き方がかわる!」の書籍化。 (内容) 序章 どうしたら山をうまく歩けるの? 第1章 山で「うまく」歩くってどういうこと? 第2章 バランスを保って歩くのに重心が大切なのはわかったけど、どこを意識すればいいの? 第3章 大きな段差のある登山道ですぐに疲れてしまいます。なにがいけないのでしょう? 第4章 膝が笑わない、痛くならないようにどう歩けばいい? 第5章 登山道でフラついたり、スリップして怖いです。解決方法はありますか? 第6章 膝関節を正しく動かすと膝痛は予防できる? 第7章 山でいつも膝が痛くなるのはなぜですか? 第8章 下山時のスピードはどのように制御すればいいのですか? 第9章 トレッキングポールの使い方がよくわかりません 第10章 どうすれば上手にポールを使いこなせるの? 第11章 気をつけていても腰が引けて、前かがみになってしまいます。どうすればいいでしょうか? 第12章 左右のバランスが崩れがちです。どう対処すればいいですか?

ユーザーレビュー

  • プロガイドの新提案 バテない登山技術

    Posted by ブクログ

    登山を始める入門書としては最適なのではないでしょうか。
    独学で登っていた自分にもとっても、改めて言葉として情報を知ることができてすごく有意義な本でした。
    自分が読んで良かったと感じたのは、2章の「疲労を軽くする呼吸法」と5章の「飲む、食べる、出す」。
    鼻から吸って、口から吐く、腹式呼吸、心拍数を上下させすぎない(休憩頻度のポイント)など。
    行動時の水分摂取量の目安の計算式やアイソトニック飲料とハイポトニック飲料の違い、補給食の選び方などは早速次の登山から取り入れたい。
    骨盤の使い方の意識などはランニングと関連する部分も多くて登山へのモチベーションあがる一冊でした。

    0
    2024年01月05日
  • プロガイドの新提案 バテない登山技術

    Posted by ブクログ

    自分のために忘れないようポイントをまとめておきました。

    第1章 「自分を知る」ことから登山は始まる
    ・自分が歩いているところを動画撮影して歩き癖を可視化する
    ・コースタイム倍率を計算してみる(できれば、歩き始め/山頂手前、登り/下りに分解して)

    第2章 疲労を軽くする呼吸法 
    ・登山日の1週間前から2-3日おきにジョギングをするだけでも効果はある
    ・鼻から吸って口から吐くのが理想、舌は上顎部につける
    ・数分歩いては立ち止まるというのは酸欠になっている
    ・休憩は少なめにして自分のペースを保つ
    ・休憩した後にペースを上げすぎない

    第3章 重心移動をコントロールして歩くコツ 
    ・歩行はフラット

    0
    2023年11月29日
  • プロガイドの新提案 バテない登山技術

    Posted by ブクログ

    山歩きをするようになってから、ちょっと大袈裟にいうと半世紀。
    だから、何を今さら、と思いながらページを繰っていたのですが、読んでよかった。
    どれくらい自分の経験が増えようと、思いて学ばざればすなわち殆うし。プロフェッショナルの言や良し、です。
    呼吸、重心、アイテム、消化、睡眠等々、実践と理論のバランスがよく、説得力を強く持ちながら、優しく、かつ、易しくバテない技術を示してくれました。
    3日後に実践する予定です。
    とにかく学び続けることは大切だと、読み終えて納得しました。

    0
    2025年10月02日
  • 膝を痛めない、疲れない Q&Aでわかる山の快適歩行術

    Posted by ブクログ

    登山の本は何冊も読んだが、歩き方について、こんなに具体的で丁寧に書いてある本は初めてだ。大いに参考にしたい。

    0
    2022年08月04日
  • プロガイドの新提案 バテない登山技術

    Posted by ブクログ

    前作の『膝を痛めない〜』を読んでから体重移動などを意識するようになったのですが、今作も具体的に原因と結果、その対策が書かれていて山行の参考になります。
    私は去年から本格的に登山を始めて夏の北アルプスにも挑戦しましたが、3000mを超える山は体力や筋力にものを言わせる登山では限界があり、筆者の作品を手に取りました。
    今作はさらに服や靴など装備への言及もあり大変参考になりました。
    山での悩み事がある人を是非一度手にとってみてほしいです。

    0
    2022年04月08日

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