アシュリー・グッドールの作品一覧
「アシュリー・グッドール」の「NINE LIES ABOUT WORK 仕事に関する9つの嘘」「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文(2024/10/2発売分まで)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
仕事に関する9つの嘘と言うものを読みました。まず1つ目はどの会社で働くかが大事と言うところです。よく働きがいランキングと言うランク付けがありますが、これ自体は何か数字や指標になっていないと言うところもあり、外から見て理解するのはとても難しいのです。つまり、どの会社で働くかと言うよりも、たとえ悪い会社であったとしても、その中のより良いチームに入ると止めにくくなります。世の中のほぼすべての仕事はチームワークで成り立っています。
2つ目の嘘は、最高の計画があれば勝てるということです。アメリカの特殊部隊がゲリラに連敗したのはなぜであるか、計画を立てただけで、満足してしまったからです。計画策定という言葉には甘美な響きがあります。計画は必ず変更になると言うことを肝に銘じて動く方がよっぽど理想的です。
3つ目の嘘は、最高の企業は目標を連想させると言うところです。ノルマがあるからダメになってしまいます。残念な話ですが、どんな大企業も目標自体が生産性を上げたと言うエビデンスはありません。さらに言えば、目標を上から貸すことが生産性向上につながることを示す証拠は何一つないのです。皮肉なことに目標そのものが天井の働きをしてしまいます。そして、その強制力は不正を横行させるのに最もです。
目標を優先しすぎると、現状の進捗状況がわからないままになってしまいます。さらに言えば、各業務も難易度がバラバラであるので、評価のしようがありません。
第4の嘘は最高の人材はオールラウンドであることである。実はあのメッシもサッカーでは左足しか使いません。強みを正しく定義すると得意なことではありません。これはあくまで能力にしか過ぎず、実際の成長と言うものは、欠けている能力を獲得できるかどうかではなく、既に持っている能力のインパクトをどれだけ高められるかにかかっている。
つまり、最高の人材と言うのは、同じ人、揃いの能力に安住するオールラウンドではなく、その正反対であると言うこと。
Posted by ブクログ
組織のマネジメントの分野ではさまざまな理論が流行し、リーダーシップ教育、目標管理などすっかり定着したものから、360度評価やタレントマネジメント、従業員エンゲージメントなど比較的簡単新しいものまで、いかに良い人材が求められているか分かる。
これらの主に欧米発祥の理論は、HBRなどで論文発表され、根拠のある主張として多くのビジネスパーソンに活用されている。だが、そもそもリーダーシップやポテンシャル、パフォーマンスはどのように測定できるのだろうか。
本書は、多くの組織マネジメント理論の前提を9つの「ウソ」として暴き、抽象化された人材ではなく具体的な個人として見ることで、本当のところを明らかにする。著者は、ストレングスファインダーで有名なマーカス・バッキンガム。例によって、強みの話はしっかり入っている。さらに本書では、人のソフト面のデータの扱い方がポイントで、他の組織論とはレベルの違う説得力を持っている。
9つのウソごとに明かされる真実は、経験的に納得できるのにやっていなかったものから、目からウロコなものまでさまざま。仕事に関する考えが変わる一冊。