藪正孝の作品一覧
「藪正孝」の「県警VS暴力団 刑事が見たヤクザの真実」「福岡県警工藤會対策課 現場指揮官が語る工藤會との死闘」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「藪正孝」の「県警VS暴力団 刑事が見たヤクザの真実」「福岡県警工藤會対策課 現場指揮官が語る工藤會との死闘」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
著者は福岡県警に永く勤め、暴力団対策に関する仕事に長く携わった経過が在るという。元警察官である。
本書は、永く携わった警察での経験と見聞、そしてそれを通じての啓発活動に関連する事項等、貴重で興味深い情報が詰まっている。永く難しい仕事に取り組んだ方の経験談に耳を傾けるような具合の文章で、なかなかに読み易く、引き込まれる。
著者は北九州市の御出身で福岡県警に警察官として奉職したそうだ。北九州市と言えば…申し上げ悪いが、全国的にかなり悪名高い暴力団の活動の件が少し知られているかもしれない。正にその、かなり悪名高い暴力団との闘争というようなことが本書の話題の軸である。
警察による対峙、対応の経過という
Posted by ブクログ
福岡県、特に北九州市で暴力団・工藤會の取締りに従事してきた筆者の死闘の記録。定年退職後も、暴力追放運動に関わり続けている。
淡々とした語り口の中に、強い闘志と暴力団への怒りが滲み出ている。「悪い奴らを捕まえたい」という志から警察官になり、自ら志願して暴力団対策の最前線に立ち続けた経歴は、命知らずで相当な精神力の持ち主だと敬服したい。
警察内の不祥事もあったり、市民が標的にされた卑劣な犯罪が起きたりと苦難が続きながらも、市民も暴力に屈せず闘ってきて工藤會の弱体化を実現。しかし暴力組織は姿形を変えていつの世にも現れる。それに対抗し得る「武器」を警察に与える必要性で締めくくっている。
淡々とし
Posted by ブクログ
日本一の武闘派暴力団工藤会との激闘。
いや。
生々しすぎてすごいんですけど。
北九州のかつての治外法権感、ただそれは、恐らくそれはそれで安定した秩序であったはずで、当たり前だが真っ向から切り込んだ警察は凄い。
工藤会だけでなく、他の広域暴力団も含めた、頂上作戦の警察本気度は国家の力の凄さを感じてきた。
震災時とかの山口組とかの炊き出しの話は、そうだよね、と思ってはいたが、その資金が全く、違法無法な方法で集められたものだということを忘れてはいけないのだった。
ただ、暴力団=魔女という法律の運用は効果的ではあるが、どうにもそこの疑問が拭いきれないのも事実。