神吉晴夫の作品一覧
「神吉晴夫」の「俺は現役だ」「編集者、それはペンを持たない作家である」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「神吉晴夫」の「俺は現役だ」「編集者、それはペンを持たない作家である」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
昭和の時代に一斉を風靡した出版社があった。それは「光文社」だ。「カッパ・ブックス」などを発行して、1977年にかんき出版を設立した。
今回取り上げる本は、1966年に華書房より刊行された「カッパ兵法ー人間は一回しか生きない」に一部、注釈の加筆、誤字脱字の改筆などを行っている出版された。
今回の本を出版するきっかけになったのは、光文社編集部の編集者の柿内芳文が会社の資料室でカッパ・ブックスを手に取り、神吉の本を神保町の古本屋で買い集めてむさぼり読んだことだ。
カッパ・ブックスといえば、歴史学者の樋口清之が浮かんでくる。岩波書店では取り上げないようなテーマで日本史に関
Posted by ブクログ
戦後、講談社から派生した光文社をみるみるベストセラー発射装置にしていったワンマン社長の発言集。オラオラ力、半端ないです。知識をエリートから大衆への啓蒙と捉えるのではなく、一方で売るためだけに大衆の欲望に沿うだけではなく、教養の実利エンターティメント化を邁進したのが、彼が掲げる「創作出版」だったのでしょう。そういう意味では、高度経済成長の主役、中間層の形成に「カッパの本」は大きな役割を果たしていたのではないか、と思います。オヤジの本棚には「カッパ・ブックス」が並んでいたし、自分も月刊誌「少年」と「カッパ・コミックス」で育てられたようなところがあります。実は神吉晴夫の名前は「頭の体操」などの最後の