平野純の作品一覧
「平野純」の「怖い仏教(小学館新書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「平野純」の「怖い仏教(小学館新書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ハロウィンには仮装し、クリスマスを祝い、新年には神社とお寺詣りのハシゴをする日本人。
そんな私たちも、殆どが亡くなれば仏教のしきたりで弔われお墓に入る。
でその仏教、起こりはどうなの?と聞かれても、あまり知っていない。インドのゴーダマシッタルダが開祖で、中国から朝鮮半島経由で日本に伝わったのが6世紀前半。産まれてすぐ天と地を指し、天上天下唯我独尊と曰われた等断片的なエピソードが少々くらい。
いつかはその辺りを知る本を読みたいとは思っていたのだが、怖いと言うことばに釣られて読んでみた。
もちろん後世の弟子が彼の言動や行いを記述した仏典をベースにした研究結果なので、真実かどうかは分からないとしても
Posted by ブクログ
仏教の聖典を紐解くと、仏教の本質が見えてくる。
日本人のイメージする「悟りを目指す教え」とは正反対の、危険なまでの人間ドラマ。
仏教の聖典から読み解く仏教の本質の本……。と言うと高尚に聞こえますが、スキャンダルやエログロ系事件の歴史に偏った、ブッダの教えと仏教の原点を書いた本です。率直に言ってしまえば宗教系の書籍の中では悪趣味寄りかな。
通常の性交はもとより言葉によるセクハラ、獣姦、屍姦まで偏執的なほど細かく戒めているという『律蔵』(修行者の生活規則を載せたもの)。そんな戒律が出来るに至った逸話などが語られています。肉欲に振り回され、苦しむ修行者のなんと多い事か。さすが三大欲求の一つなだけ