木津毅の作品一覧
「木津毅」の「ニュー・ダッド ──あたらしい時代のあたらしいおっさん」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「木津毅」の「ニュー・ダッド ──あたらしい時代のあたらしいおっさん」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
映画・音楽批評家であり、「おっさん」好きのゲイである著者が、近年、鼻つまみ者になりがちな「おっさん」という存在を、海外や国内、3次元や2次元の様々な「おっさん」たちを通して語り、捉え直すエッセイ集。
“知性”、“他者へのいたわり”、“自他の尊厳”や“多様性”。そういった堅苦しかったり、小難しかったりすることが、イケてる「おっさん」たちに託されて軽やかに、ユーモアたっぷりに語られている。
あとがきで「いい男列伝」と書かれているように、本書に出てくるのは基本的にパーフェクトな中年男性なのだけれど、何度か紹介される作者の彼氏についてのエピソードは、対照的に毎回完璧ではなくて笑いを誘う。
それだけで
Posted by ブクログ
最高〜
木津さんは確かにゲイのおっさんで、そういう視点で選んでいる(ヒゲでしっかりした体みたいな)とも言えるのだが、ストレートのひとでも、魅力を感じるのではというおっさんが紹介される
本当の意味での男女平等は、女性自身の権利の主張だけでは達成され得ないと思うけど、こういう魅力的なおじさんたちは、その一翼を担うんじゃないかな(自分もそうなりたい)
最後のbon iverと、友だちとのBBQパーティの話はすごくよかった
これぐらい本当に好きなモノ、ヒトがあるっていうことって、すごく幸福感を高めてくれるだろうし、そういう存在がいたら、なれたらと思う
Posted by ブクログ
p9
ハラスメントはセクシュアリティやジェンダーによらず問題であるし、ゲイ表象におけるハラスメントが笑いに転化するのはホモフォビックとすら言える。
p147
トキシック・マスキュリニティは便宜上「有害な男性性」と訳されることが多いが、本来「トキシック」には「有毒な」という意味合いがあり、つまり、当の男にとっても毒のようにじわじわ効いてくるものである。
p210
セクシュアリティと関係なく、男性が男性の優しさや思いやりにときめくのは自然なことだし、それがきっかけで悩みが和らいだり気持ちが楽になったりすることもたくさんあると思うからだ。
映画や音楽のライターをされている著者の新しい「おっ