武重謙の作品一覧
「武重謙」の「羆山渉猟 単独忍び猟記」「ヤマケイ文庫 山のクジラを獲りたくて 単独忍び猟記」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
少し冗長な話だな、いつヒグマを撃つんだと思いながら読み進めていたら、2025年、シカの死体を見つけてからの緊張感はなんだ! ページを捲る手を止めることができない。心臓が激しく鼓動する。
冗長な話ではなかった。2025年の狩りのために必要な、クライマックスに必要な、少し長い序章であった。
ヒグマの単独忍び猟と野営狩猟。先日読んだ「バリ山行」そのままの山行、あるいは角幡の「地図なき山」の漂泊、そんな要素を持ちながら単独でヒグマを追う。
神奈川から稚内へ移住、ゲストハウスを開業して生活の糧を得ながら、猟期が始まると鹿を撃って、冷凍庫をいっぱい成して食べる。ある時、ヒグマの足跡を見つけてしまう。その時から「すべてをヒグマ猟に捧げ、家族も、仕事も、人生もヒグマ猟を中心に回るようになっ」てしまった。そんな猟師の猟記。
「ひたすらヒグマを食べた」「うちの7歳の娘も喜んで食べた」
「これ、くま?」
「そう、お父ちゃんが獲ったやつ」
「おいしい」
「妻も「ああ、すごい。おいしい」と呟きながら食べた。」
「「5年分のヒグマの味だ」と妻が言う。」
よかった!