中村義洋の作品一覧
「中村義洋」の「決算! 忠臣蔵(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「中村義洋」の「決算! 忠臣蔵(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
Posted by ブクログ
忠臣蔵といえば血気盛んな侍たちの義挙というイメージでしたが、「いくらかかるのか?」という視点で描かれるだけで、物語の温度が一気に変わって見えるのが面白かったです。
勘定方が汗だくで算盤を弾き、内蔵助が討ち入りより出費に頭を抱える姿には思わず笑ってしまいました。
英雄譚のはずなのに、武士の理想と現実のギャップが数字で突きつけられると、妙に現代的で他人事に思えなくなるところもあります。
一方で、数字の羅列が続く箇所では感情の高まりが削がれる場面もあり、もう少し人物の内面に肉付けがあればと思う瞬間もありました。
それでも「忠臣蔵をこんな角度で見るのか」という新鮮さが勝り、歴史ものを読み慣れた読者にも
Posted by ブクログ
山本博文氏の『「忠臣蔵」の決算書』を映画化したノベライズ本。
古今東西、忠臣蔵を題材にした作品は多い。その殆どが、忠義に主眼が当てられ、何度見ても読んでもなくという中高年は多いのではなかろうか。
本作は内匠頭刃傷沙汰が起きてから討ち入りまでの期間が描かれる。御家再興にしても、討ち入りにしても先立つものは金。本物の戦から100年近く遠ざかっていた番方と、財政諸々を取り仕切っていた役方。予算を取り巻く、各人の振る舞いが面白い。
討ち入りの名場面はないが、忠臣蔵、赤穂浪士をパロディ化した本作はあっという間に読み進めてしまいました。
しかしながら、江戸の物価は現代より高いよね。
『元禄御畳奉行』あ