松本一弥の作品一覧
「松本一弥」の「ディープフェイクと闘う 「スロージャーナリズム」の時代」「メディアの「罪と罰」 新たなエコシステムをめざして」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「松本一弥」の「ディープフェイクと闘う 「スロージャーナリズム」の時代」「メディアの「罪と罰」 新たなエコシステムをめざして」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
安倍政権時代にモヤモヤイライラしていた事柄を、ここではすべて明晰に論理立てて解説されている。
それよりもっと深刻なのは『政治に「真実」を求めようとする姿勢や「何がほんとうで何が嘘か」を見極めようとする感覚が少なからぬ人々の間で「鈍化」し、すべてを「やむをえないごと」として受け入れていく、そんな事態が進んでいたのではないか。』
まさに今現在そのような状況下にあるように思わされる。
New York Times の有料配信での成功の秘訣
ー我々は伝統的に常に調査報道を実践してきましたが、今は以前よりも格段に多くの調査報道をっています。我々が報じるすべての重要なテーマで、調査報道や権力監視
Posted by ブクログ
著者は朝日新聞の調査報道の記者出身で、その後月刊『Journalism』の編集長を務め、現在もジャーナリストと自己紹介をしています。(そんな奥付けの著者紹介を読みながら、そっか…ジャーナリストには定年はないんだ…とふと思いました。)そんな生涯一ジャーナリストがジャーナリズムという民主社会の中で必要とされてきた機能の弱体化を分析し下げ止めようとする提言(?)です。本書とは関係ありませんが2020年のコロナ禍の下で朝日新聞が社説ではオリンピック中止を訴えながらもオリンピックのメディアパートナーであり続けたことがあり、ジャーナリズムはビジネスではないんだ、と不思議な気持ちになったことを思い出しました