作品一覧

  • 認知症心理学の専門家が教える 認知症の人にラクに伝わる言いかえフレーズ
    3.7
    1巻1,650円 (税込)
    もうイライラしない もっとやさしくなれる 認知症の人に伝わりやすい声かけで、コミュニケーションがラクになる! 認知症研究の第一人者が教える、すぐに使える「言いかえ」フレーズ 「何度も言っているでしょ?!」 「約束したんだからちゃんとやって!」 「いいかげんにして!」 認知症の人と話していると、イライラしてついこんなふうに言ってしまうこともあるのではないでしょうか。 しかし認知症の人にその言い方ではうまく伝わらないため、同じことを繰り返してさらにストレスが大きくなってしまいます。 大切なのは、認知症の人の心を理解して、伝わりやすい言葉かけをすること。 認知症の人に伝わりやすい言葉がけができると、コミュニケーションが改善され、結果的に家族もラクになります。 本書では、具体的な場面ごとに、○✕形式で認知症の人にスッと伝わる言いかえフレーズを紹介します。 著者は認知症研究の第一人者で、40年間にわたって認知症の人の心理学を研究してきました。 その研究をもとに、認知症の人とうまくコミュニケーションが取れる話し方をわかりやすく紹介していきます。 また、認知症の基礎知識や、実際によくある質問へのQ&Aも掲載。 普通に読むことはもちろん、自分に必要な部分だけつまんで読むなど、事典のような使い方もできます。 <掲載されている言いかえフレーズ例> CASE01 同じことを何度も質問する  ×さっきも聞いたでしょ? ⇒ 〇カレンダーにメモしておくね CASE05 外出するのを嫌がる  ×病気になっちゃうよ ⇒ 〇気が向いたら散歩にでも行こうか CASE08 同じものを何度も買ってくる  ×もう買わないで! ⇒ 〇同じものがたくさんあるからメモしておこうね CASE12 無気力、無趣味になる  ×今からそんなに無気力でどうするの! ⇒ 〇音楽でも聴いてみる? CASE17 薬を何度も飲もうとする  ×もう飲んだでしょ ⇒ 〇(サプリメントを渡して)これを飲もうね CASE24 町内を歩き回って迷子になる  ×どこに行ってたの!? ⇒ 〇そろそろご飯の時間だから帰ろうか CASE29 食べられないものを口に入れる  ×こんなもの食べてはダメ ⇒ 〇こっちのほうがおいしいよ CASE30 家族のことがわからなくなる  ×ふざけないで! ⇒ 〇あなたの息子の○○です
  • 子育てとばして介護かよ
    4.8
    1巻1,210円 (税込)
    育児未経験者による“いきなり介護”の日々は、他人事ではない! ―酒井順子(エッセイスト) 31歳で結婚し、仕事に明け暮れた日々。33歳で出産する人生設計を立てていたけれど、気づけば40代に突入! 出産するならもうすぐリミットだし、いろいろ決断し時だな――と思った矢先、なんと義父母の認知症が立て続けに発覚。 仕事の締め切りは待ったなしだし、なんとなくはっきりしない夫の言動にやきもきするし……。そんな現実に直面した著者が、ついに立ち上がる。 久しぶりに会った親が「老いてきたなぁ」と感じた人は必読。 仕事は辞めない、同居もしない。いまの生活に「介護」を組み込むことに成功した著者の、笑いと涙の「同居しない」介護エッセイ。
  • 親の介護がツラクなる前に知っておきたいこと
    -
    「年をとるにつれ、いっそう実家のものが増えている気が……。 片づけてほしいと言っても聞いてくれません」(48歳・女性) 「いつも何かにイライラし、家族に八つ当たり。正直会いたくありません……」(52歳・女性) 「離れて暮らしているため、何かあってもすぐ駆けつけることができません。 どうやって万が一に備えておけばいいのでしょうか」(60歳・男性) 親の老後には、クリアしなければならない課題が山積! 介護に、終活に…と親の老いに伴って降りかかる様々なミッションに翻弄されて、ストレスを抱える人は多い。 譲らない親と子、お互いに消耗しないための作戦を提案する本書。 もめない介護のヒントや、介護に役立つ情報も満載! 親の老いが不安、介護のある日常に疲れが溜まってきたなという方は必読!

ユーザーレビュー

  • 子育てとばして介護かよ

    Posted by ブクログ

    私は親とは離れた遠方に住んでいて、ちょうど今、親の介護認定申請をしている所で、著者の置かれた状況に共感するところが多くて勉強にもなりました。

    0
    2022年10月04日
  • 子育てとばして介護かよ

    購入済み

    同じ経験

    私は親とは離れた遠方に住んでいて、ちょうど今、親の介護認定申請をしている所で、著者の置かれた状況に共感するところが多くて勉強にもなりました。

    0
    2022年10月04日
  • 子育てとばして介護かよ

    購入済み

    助けられました

    両親が、車で3時間のところに2人だけで住んでいます。最近になって、母が体調を崩して入院し、危篤を得てからの奇跡的回復も、家では介護無しでは生活が難しいと言われました。頼れる息子2人については、まず、両親の面倒を見ると言っていた長男は音信不通。で、次男(わたし)にそのすべてが降ってきました。本当に不安マックスで心が折れかかったときに、この本に出会い、非常に救われました。

    自分がこれから経験する介護全般の全体像もなんとなくイメージすることができました。そして何より、介護に関しては、時には物事を先回しにすることの大切さや、出来ないことは無理せずケアマネさんとかの専門家を頼ることが大事なことも、

    #タメになる #ほのぼの

    0
    2021年10月23日
  • 認知症心理学の専門家が教える 認知症の人にラクに伝わる言いかえフレーズ

    Posted by ブクログ

    とても読みやすい内容でした。
    認知症の当事者と、介護者との両方に寄り添った表現が多いです。

    特に第2章の「スッと伝わる言いかえフレーズ」は、実際に介護している方だと、すぐにでも試せると思います。私も現在認知症の親を介護中ですが、この言いかえフレーズの中に、実際に使って介護しやすくなったものも複数ありました。
    言葉ひとつでこんなにもコミュニケーションが取りやすくなるのかと感じます。
    第3章の「家族の悩みQ&A」も、どれも共感できるものばかりです。
    家族のもの忘れが気になり始めて、どう対応すればいいのか悩んでいる方には、是非手に取っていただきたいです。

    0
    2025年10月18日
  • 認知症心理学の専門家が教える 認知症の人にラクに伝わる言いかえフレーズ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    認知症というものがどういうものなのかを理解したうえで、言い換えフレーズを学べる構成となっている。

    この「認知症がどういうものなのか」をわからずして、フレーズを覚えても全く意味がないし、たぶん使い間違ってしまうだろう。

    相手のことを理解し、相手の立場に立って、コミュニケーションする。その心の部分ができておれば、おのずとこのような言いかえができてくるのだろうと思う。

    たいていは、認知症の方のハンディを無視し、自分と対等のように接するから腹が立ち、心ない言葉を浴びせてしまう。

    認知症がなければ、人生の先輩であり、バリバリと人生で成果を出してきた人たちであり、長い人生の苦労も乗り越えてきた尊敬

    0
    2024年07月29日

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