スティーブ・ブルサッテの作品一覧
「スティーブ・ブルサッテ」の「恐竜の世界史――負け犬が覇者となり、絶滅するまで」「哺乳類の興隆史――恐竜の陰を出て、新たな覇者になるまで」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「スティーブ・ブルサッテ」の「恐竜の世界史――負け犬が覇者となり、絶滅するまで」「哺乳類の興隆史――恐竜の陰を出て、新たな覇者になるまで」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
幼き頃より恐竜を愛し、親に頼んで様々な恐竜博物館を訪れ、有名な学者にはファンレターを送り続けた。成人し、世界を代表する恐竜専門博士となり、訪れる博物館と親しい恐竜学者を増やした。そんな恐竜一筋の著者が記す恐竜興亡史。
かつての恐竜のイメージは「大きくてウロコに覆われた頭の悪い野蛮な生き物」だった。 ノシノシと歩き、時を過ごし、滅びるべくして滅びた、という恐竜への固定観念は最近では崩れ去っている。次々と新種の恐竜が発見され、研究が進んだ結果、恐竜はめざましい進化を収めた成功者だとみなされている。なんせ人類を遥かにしのぐ1億6000万年もの間繁栄したのだから。
そして、絶滅した理由もはっきりし
Posted by ブクログ
中生代と呼ばれる2億5200万年前から6600万年前に存在した恐竜についての歴史をまとめた好著だ.この時代は三畳紀、ジュラ紀、白亜紀に分けられているが、プレートテクトニクスの理論で三畳紀には地球の陸地は一塊で初期の恐竜はどこにでも移動できた由.ジュラ紀後期になると、今の大陸への分解が始まり、白亜紀後期にはほぼ今の陸地の形ができたようだ.知らなかった.有名なティラノサウルスが活躍したのは白亜紀でしかも北米西部だけらしい.多数の恐竜研究者が化石を発掘して古い時代の様子を明確にしている過程が詳述されているが、今なお新しい事実が判明している.6600万年前に小惑星が地球に衝突して恐竜はほぼ全滅したが、
Posted by ブクログ
ここ数年、子どもから大人までが大きな興味を持つようになった恐竜、その恐竜がたどった世界を時系列の展開をもとに、少しエッセイ的な味付けもまじえなが綴った一冊である。
非常におもしろい。
特に、これもまた老若男女を問わずに人気があるT・レックス(ティラノサウルス・レックス)の生態についての解説は、細部にわたって具体的であり、非常に質感のある説明に仕上がっている。子どもたちも大いに興味を膨らませるものだろう。
また、これは自分自身が非常に関心を強くしているところなのだが、恐竜から鳥がどのように生まれたのか、鳥が恐竜の生き残りであることがとてもよくわかるものになっている。
今、この瞬間に窓の