池畑修平の作品一覧

「池畑修平」の「韓国 内なる分断」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

ユーザーレビュー

  • 韓国 内なる分断

    Posted by ブクログ

    基本的に自民党が与党の時期が長い日本が特殊で、だいたいの民主主義国家では二大政党が揺れ動いて政権交代の際に前政権の否定から入るのだと思う。

    韓国の特殊性は北朝鮮の脅威が隣にあり続ける点にあるのだと思う。保守派が共産主義者を激しく弾圧し、進歩派はその苛烈さの歴史に不満を持っている。かと言って北に融和的すぎると国が滅びかねない。その対立に、強い人事権と議会への拒否権を持つ帝王的な大統領選とそれぞれの支持基盤が絡んでくる。両派が歩み寄れるときは来るのだろうか。

    一方で、この仕組みは独裁的な政府ができにくい仕組みだとも思った。大統領の任期は5年だが、再任がなく任期の半分くらいでレームダック化する。

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    2026年03月23日
  • 韓国 内なる分断

    Posted by ブクログ

    NHKソウル支局長を務め、今はBS1「国際報道」キャスターである池畑氏による韓国政治分析。保守派と進歩派との「南南葛藤」と、両派の何れかに基盤を置く「帝王的大統領」という観点が明快な好著。朴槿恵人気やその任期前半での進歩派弾圧など、すっかり忘れていた事実も思い出すことができた。

    現在の文政権もあくまでも「反保守派」であり、「反日」ではないというのが筆者の
    理解。もっとも、出版はあくまでも日本の半導体禁輸措置以前なので、それ以後の評価についても聞いてみたいところではある。

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    2020年08月09日
  • 韓国 内なる分断

    Posted by ブクログ

    保守派と進歩派間の「南南葛藤」とそれに起因する「帝王的大統領」の強さと儚さという2つの視点が新鮮で面白かった。日本のニュースでは日本と韓国という構図で語られることが多く、韓国内部の政局が報道されることは少ないが、これらの視点により韓国の論理も理解しやすくなると感じた。

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    2020年01月16日
  • 韓国 内なる分断

    Posted by ブクログ

    文 在寅(ムン・ジェイン、 ぶんざいいん)に大統領が替わってからの韓国の対日姿勢は、普通の日本人には理解し難いことが非常に多い。徴用工訴訟、慰安婦問題、天皇謝罪要求などなど...
    これらを理解するには、韓国の政治の歴史や内実と社会の構造、北朝鮮との歴史関係などを日本からの視点ではなく見ることが求められる。著者はNHKの全ソウル支局長でこれらのことを日本人にもわかるように解説した内容。
    特に知らねばならないのが、「南南葛藤」と言われる北と南の対立ではなく、ある意味ではそれよりより深刻で激しい韓国内に於ける保守派と進歩派の対立である。このことを詳細に説いており、そのとばっちり的な反日が我々を彼の国

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    2019年10月09日
  • 韓国 内なる分断

    Posted by ブクログ

    韓国内の保守派と進歩派の間の政策の最大の違いは、北朝鮮と敵対か融和かの違いだという。
    朴槿恵も保守として頑張っていたが、占い師との不適切な関係が明らかにされた結果、民衆の絶望==> 進歩派への政権交代へとつながった。
    現在の文政権はあくまで「反保守派」であり、「反日」ではないというのが筆者の理解のようだ。
    光州事件の背後には、北朝鮮によるトンネルを通じた韓国への侵略作戦という、時代背景があったという話。

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    2020年09月13日

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