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ユーザーレビュー

  • すでに起こった未来―――変化を読む眼

    Posted by ブクログ

    この間、ドラッカーの著作をたくさん読んできた。マネジメント系のもの、社会系のもの。自伝である「傍観者の時代」は、ドラッカーその人を知る上でも、20世紀の歴史を知る上でも実に面白い本だった。しかし、この「すでに起こった未来」は、他のいずれの著作とも違う。
    時代的な幅は40年にも及んでおり、内容も一見、関連性に乏しいと思われる13本の論文からなっている。

    例えば、マネジメントへの傾倒がなければ上梓していたという「アメリカ論」や、技術に焦点を当てた「仕事の歴史」にまつわる論文は、他ではあまり見かけないものだった。その他、シュンペーターとケインズに言及した経済に関する論文や、ドラッカーの独特の利益に

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    2012年02月09日
  • すでに起こった未来―――変化を読む眼

    Posted by ブクログ

    この本のキルケゴール論が素敵だったとどこかで誰かが書いていたのを思い出して読んでみました。どことなくエッセイ風で、他の主要著作と比べると少し毛色が違うのではないでしょうか。

    キルケゴールの章もよいですが、ある社会生態学者の回想、と題された最後の章の自己分析も楽しいです。日本画など日本について章も、よく見ているなというのが分かっていまさらながら感心します。もちろんコミュニケーション論やシュンペータとケインズの経済学論もいいですよ。

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    2009年12月26日
  • すでに起こった未来―――変化を読む眼

    Posted by ブクログ

    ドラッカーは日本の禅画を収集されていた事も有名ですが、本書では我々が知らなかった白隠禅師のエピソードも語られていて面白いです。

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    2025年05月31日
  • すでに起こった未来―――変化を読む眼

    Posted by ブクログ

    ウィズコロナ、アフターコロナについて考えるため、読みました。本書の内容を一言でいうと「既に起こっていることをもとに考えることが重要」です。未来を推測することはできないと言いながら、出版後20年以上経過しても内容が色あせていない慧眼に感服しました。

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    2020年06月21日
  • すでに起こった未来―――変化を読む眼

    Posted by ブクログ

     社会生態学者ドラッカーの論文集。1946~1992年に主に社会動向について書かれたものを編纂しており、中には難解なテーマを取り扱ったものもあるが、分かりやすく最も印象に残ったのは「日本画に見る日本」だった。ドラッカーが日本の美術に関心を持っていたことは知ってはいたが、美術を通じて日本人の価値観や社会的な特性にまで見通す眼力の鋭さは「さすがドラッカー」と思わせるものがある。この章には多数の画家や絵が紹介されているが、恥ずかしながら知らないことばかり。日本美術の素養があれば、ドラッカーの意をより理解できるかもしれない。この賞に紹介された画家や絵についても調べてみたい。
     ドラッカーの著作は数冊読

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    2014年03月25日

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