【概要】
リーダーが教えすぎずともメンバーが解を導き出し、己の施策で成果を挙げるためのマインドセットを吸収できる本。
【閲読背景】
・高校3年まで10年間野球をしており、中でも高校野球では「質より量」の指導に直面。
・監督のトップダウンで練習メニューは決められ、野球引退後に己の考える力のなさを痛感
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・大学を卒業し、経営者を目指してサラリーマン生活を送る中、メンバーに自主性/モチベーションを養ってもらう「リーダーとしてのマインドセット」を会得すべく閲読に至る
【サマリー】
・定期的に行う面談やプレー態度などを見て、選手の性格を判断
→ゴールから過程まで全て決めさせるか、一部監督が決めてプロセスの添削をしてあげるか
・練習時間も平日は3時間と短く、自主練を促す
→そもそも全体練習は合わせであり、全体練習に向け個々人が自主練で準備をする方針
・良くも悪くも「サボれる」環境を創出し、選手の自主性を促す
→打撃練習に守備はつけず、空きスペースで個人練習
・何をしていいか分からない選手も出るが、「人に聞きなさい」と伝え、素直な心で人を頼ることの大切さも記載されている
【今後への活用】
・自他ともに正しい努力をすることを念頭に置く
・自分が正しく努力したプロセスを、他者に求められたらシェアし、自他ともに思考力を伸ばしていく
・部下や他者には正しく努力をするためのハウツーを共有