住谷春也の一覧

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作品一覧

2019/06/28更新

ユーザーレビュー

  • 方形の円 偽説・都市生成論
    古い地球儀の極の方に「テラ・インコグニタ」と記された土地がある。誰も足を踏み入れた者がいないため、地名は勿論、地勢も植生も何が棲んでいるのかも分からない、未知なる領域のことである。誰も知らない土地、世に忘れられた世界のことを書いたものには前々から惹かれるものを感じていた。稲垣足穂の『黄漠奇聞』、小栗...続きを読む
  • 方形の円 偽説・都市生成論
    架空の都市にまつわる物語集。衝動的なものが昇華されたような内容が面白い。

    またルーマニアにて1975年に出版された際には、いくつかの短編が検閲により削除されたとのこと。
  • 方形の円 偽説・都市生成論
    架空の都市についての文章ということでカルヴィーノの「見えない都市」と比べるのはわかるんやけど、アレは個々の話の間に薄いにしてもつながりがあるところが違うような。一つのテーマ、つながりのない話の集まりという点ではレムの「完全なる真空」「虚数」に近いような。日本で言えば筒井康隆か俳句に行く前の小林恭二か...続きを読む
  • 方形の円 偽説・都市生成論
    36の空想都市が紡ぐ物語だった。
    本当に一つ一つの都市で大きな物語が書けるものばかりで、超短編にするのはもったいないものばかりだ。そしてどれもSFで、闇が深そうな感じがして良い。原本は大分前の本だが、それぞれの話がありそうで、見たことのない街や世界だった。無形都市は特に。都市とは一体…ウゴゴゴ...続きを読む
  • 方形の円 偽説・都市生成論
    ボルヘスが書いた架空の都市設計評――
    といった雰囲気でもあり、
    事典の形式を借りた幻想小説、
    ミロラド・パヴィチ『ハザール事典』のようでもある、
    建築士が描き出した36の街(市)と、集散する人々の情景。

    各都市には作者がデザインした紋章が冠されており、
    最後にそれを6列×6行に配置した全図が掲載さ...続きを読む