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4.51巻704円 (税込)夫の突然のリストラ。子供は育ち盛り。困った松枝梨沙は、主婦友の奥竹美加子、汐田梅の3人で家事代行会社を立ち上げる。舞い込むのは手強いお客様ばかり。それぞれの事情に寄り添い、無事に仕事をやりきれるのか?
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
家事代行会社を立ち上げた3人の主婦のお話
子供が1歳になって復職しようとしていたところに、夫がリストラに遭った松枝梨沙
妻の家事を軽んじて、仕事をしている事を免罪符にする典型的な昭和脳な夫を持つ奥竹美加子
夫を亡くし、娘家族も家になかなか来られなくなったため、何か自分にできる事を始めようとしていた汐田梅
3人は井戸端会議の中で出た家事代行会社の話を実際に行う
家事代行の依頼者のそれぞれの事情や、周囲に現れる不審者、空き巣狙い事件など
家事の豆知恵的なものが紹介されているかと思ったけどほとんどなかった
主題は何になるんでしょうね?
男が外で仕事をして、女が家で家事育児をするという旧来の常識 -
Posted by ブクログ
東京の下町にある銭湯「明日の湯」の三代目三助の元に起こる騒動。
今流行りの「お仕事小説+日常の謎+恋愛要素」という作品のひとつでしょうが、実はお仕事小説としてもミステリとしても恋愛要素も今ひとつ中途半端な感じがするのです。だからと言って面白くなかったかというとそうではなく、とても居心地のいい作品だったのです。それは明日の湯という銭湯の心地好さに通じるものなのでしょう。
銭湯も斜陽産業の代表格のひとつです。だから現実として廃業する所も多くあります。存続を賭けて新しいアイデアやサービスを投入する所もあります。でもここで描かれる明日の湯は(もちろん経営が厳しいという描写があるけれども)そこをメイン